8月にカナダ・エドモントンで開催された「第5回IBAF女子野球ワールドカップ」で、史上初の3連覇を達成した女子野球日本代表(マドンナジャパン)のメンバーらが3日、 日本野球機構事務局を訪れ、加藤良三コミッショナーらに優勝報告を行いました。
日本女子野球協会の長谷川一雄会長(前・日本野球機構事務局長)は、この日行われた会議のため集まっていた12球団の代表者を前に、 「WBC連覇に続いて、女子野球ワールドカップでも3連覇を達成し、日本の野球がトップであることを証明できた。」とあいさつ、支援に対する感謝の言葉を述べました。
続いてプレスルームで行われた会見では、主将としてチームを牽引した志村亜貴子選手(アサヒトラスト)が、「3連覇のプレッシャーがあったが、無事達成できてとてもよかった。多くの方々に支えられた事を感謝します。」と話し、 また、決勝戦で米国を完封するなど大会MVPに輝いた磯崎由加里選手(尚美学園大学)は、「3連覇がかかっていて緊張したが、楽しんでマウンドにあがることができた。次の大会では更にレベルアップして4連覇を目指したい。」と語りました。 長谷川会長も「日本の女子野球が世界一だということを多くの方に知ってもらえた。野球を楽しむ女性がもっと増えてほしい」と述べました。
野球体育博物館では、女子野球ワールドカップ3連覇を記念して、9月4日(火)より、3大会の優勝トロフィーなどを特別展示します。