一般社団法人日本野球機構、12球団、球場、社団法人日本プロ野球選手会らで組織する「プロ野球暴力団等排除対策協議会」は17日、宮崎市のホテルで、みやざきフェニックス・リーグに参加している若手選手ら約300人を対象にした暴排講習会を開催しました。
フェニックス・リーグでの暴排講習会は今年で3回目となります。この日は、宮崎県警察本部刑事部組織犯罪対策課の齊藤直司課長が、若手選手らに対し、暴力団から身を守るための心構えなどを講演。選手が遭遇しやすい事例などを解説しながら、「トラブルに遭遇したら一人で対応しようとせず、必ず誰かに相談して、組織的、法的に対処して欲しい。そして決して暴力団を恐れないでください」などと話しました。講習はビデオ上映も含め約1時間半行われ、選手らは熱心に耳を傾けていました。
受講者の1人、埼玉西武ライオンズの駒月仁人選手は「プロ野球選手として身近に起こりそうなことばかりを聞くことができ、とても勉強になりました」と話していました。