統一試合球に関する規則改正について
日本野球機構は3日、プロ野球試合使用球に関する規則(セ、パ両リーグのアグリーメント=申し合わせ事項)の2月1日付けでの改正を発表しました。
これまで平均反発係数の基準値を「0.4034~0.4234の範囲内」としていたところを「0.4134を反発係数の目標値とする」と改めたほか、統一試合球の納品前規格検査の実施手順などが定められました。
【プロ野球試合使用球に関する規則(抜粋)】
第2条(統一試合球の基準)
統一試合球は、以下の基準による。
- ボールの反発係数は、「0.4134」をその目標値とする。
- ボールの周囲は、9インチ(22.9cm)~9インチ1/4(23.5cm)の範囲内とする。
- ボールの重量は、5オンス(141.7g)~5オンス1/4(148.8g)の範囲内とする。
- ボールの縫い目幅は16分の5インチ(0.8cm)、縫い目高さは28分の1インチ(0.9mm)をそれぞれ標準とし、またその縫い目の数は108とする。
- 本条各項に規定する事項以外については、野球規則の一般規定が適用される。