教員のための「ベースボール型」授業の指導に関する研究会(主催:徳島県女子体育連盟、共催:一般社団法人日本野球機構)は5日、徳島市富田小学校で開催され、体育を指導する女性教員88名が参加して行われました。
この研究会は、2012年度から全面実施された学習指導要領において「ベースボール型」授業が全国の小中学校で必修化となったことを受け、教員の方々に基本動作の指導方法や簡易化した楽しいゲームの進め方等について共有しようと、日本野球機構がプロ野球選手OBらによる「授業研究会」を各地で開催してきたものです。
また、昨年5月には「みんなが輝く やさしいベースボール型授業」指導用教材(DVD付)を制作し、全国の小学校及び教育委員会に無償配布いたしました。
今回の授業研究会は初めて四国で開催することに加え、徳島会場では女性教員を対象とした研究会となりました。
里崎智也氏(元千葉ロッテ)、白旗和也氏(日体大教授)らが講師を務め、「学習指導要領におけるベースボール型の位置づけと内容」の講義や「授業づくりとゲーム」「投げる、打つなどの技能習得と指導法」といった実技指導が行われました。