5月19日、福井県営球場において教員のための「ベースボール型」授業研究会(主催:福井県教育委員会、共催:一般社団法人日本野球機構)が開催されました。
この日の研究会には福井県内の小、中学校教員67名が参加。学校教育における体育学習の考え方と進め方について研修を深め、教員としての資質の向上を図ることを目的として行われました。講師は遠藤政隆氏(元中日投手、中日ドラゴンズ野球振興担当)とジャイアンツアカデミーコーチの水上佳奈子氏、本城直貴氏の3名が務めました。
研修では、講師により「投げる・捕る・打つ」などの基本技能の指導方法が紹介され、更には参加者が「ベースボール型」を簡易化した4パターンのゲームを実際に行いながら、授業の進め方に関するアイデアを共有しました。
受講者からは「楽しい研修内容で、擬音を用いての指導方法など、非常にためになりました。早速、学校へ戻り今日学んだことを授業でやってみたいと思います」といった声が聞かれました。
日本野球機構は今後も継続的に日本各地において「教員のための授業研究会」開催事業を展開し、「投げる、打つなどの指導方法」「授業づくりとゲーム」に関するアイデアを提案してまいります。「ベースボール型授業」が子どもたちにとってより楽しく、充実した内容となるように教職員の方々を支援していく所存です。「ベースボール型授業」「学校体育」を通じて子どもたちが心身ともに健やかに育ってくれることを願って止みません。