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NPBからのお知らせ

写真・動画等の撮影及び配信・送信規程

「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」の改定に関するFAQ

2025年8月4日

目的

Q この規程を作った目的と、今回改定した理由を教えてください。
A
ファンの皆さんによる選手や球場グルメ、応援風景などの動画や写真投稿は、プロ野球観戦の新たな楽しみ方につながっています。一方で、ビールの売り子を無断で撮影したり、放映権を侵害するようなプレー動画を配信したりする迷惑行為を行う悪質な観客がいるのも事実です。ファンの皆さんの平穏な観戦環境も守りながら、撮影や投稿を楽しんでもらうため「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」を策定しました。
規程は今年2月に施行されましたが、更にわかりやすく、かつ、全ての野球ファンに球場観戦とSNS投稿を安心して楽しんでいただけるようなルールにするため、規程を改定することとしました。今後とも観戦環境の向上のため、必要に応じて規程をより良いものにしていきます。

用語

Q 規程における「グラウンド内」、「グラウンド外」はどこのエリアを指しますか?
A
「グラウンド内」は、フェア地域とファウル地域を合わせた選手がプレーするエリアを指します。野球のルールではベンチやブルペン、スタンドはファウル地域に当たりますが、この規程では「グラウンド内」には含みません。「グラウンド外」は、客席やコンコースなどグラウンド内以外の球場内の全てのエリアを指します。
Q 「イニング中」の定義を教えてください。
A
各イニング(回)の表または裏に、投手に対して球審が試合開始や新しいイニングの最初に言う“プレイ”の宣告から、アウトが3つになるなどそのイニングの表または裏の攻撃が終了するまでを指します。例えば、「2回表」に投手がマウンドに立ち、球審が最初の「プレイ」を宣告してから、守備側が3つのアウトを取って攻撃を終了させるまでとなります。
Q イニング中には、攻守交替の時間帯やリクエストの最中も含まれますか?
A
選手がベンチに引き上げたり、守備位置に着いたりする攻守交替の時間帯はイニング中に含まれません。グラウンド外と同様に140秒以内であれば試合中も動画を投稿できます。リクエストが行われている時間は判定が確定していないので、イニング中に含みます。

写真

Q 選手を撮った写真は何枚でも投稿して良いのですか?
A
グラウンド内でプレーする選手を撮影した写真の投稿枚数に制限はありません。試合中でも投稿可能です。ただし、三脚や大型機材を使って他の観客の観戦を妨げる迷惑行為や、SNS等で写真を販売するなどの営利目的の投稿は禁止します。

動画撮影対象

Q 福岡ソフトバンク・山川穂高選手の「どすこい」や、横浜DeNA・牧秀悟選手の「デスターシャ」など、ホームラン後にベンチ前で行われるパフォーマンスもグラウンドの中なので投稿できるのは1回だけですか?
A
回数についての制限はありません。ベンチ前のファウル地域は、通常時は「グラウンド内」ですが、選手や監督、コーチがパフォーマンスをしている場面に限り、グラウンド外と同様の扱いとします。ホームランを打った選手がマスコットキャラクターをスタンドに投げ入れているようなシーンも同様です。そのため、140秒以内であれば試合中でも投稿可能です。

秒数制限

Q なぜ60秒や140秒といった制限が必要なんですか?
A
放映権料を支払ってプレー映像を放送しているテレビ局や配信事業者などの権利を守るためです。その権利を守りながら、ファンの皆さんがホームランなどの場面を投稿する際の十分な時間とのバランスを考え、また、プロ野球では大半の1プレー「60秒」で収まることから制定しました。
テレビ局などと競合することがない場面については、球場の魅力発信やファンの開拓につなげたいと考えています。一方で、営利目的の投稿に直結する長時間投稿も防がなければいけません。そのため、グラウンド外の動画についてはショート動画までは認めることとし、SNSのショート動画を想定した「140秒」を上限としました。
Q 撮影するだけでも、60秒以内や140秒以内という秒数制限はありますか?
A
グラウンドの内外やイニング中かを問わず、撮影するのみであれば、秒数や回数に制限はありません。
Q これまではバッターボックスで準備する選手や、選手交代を告げる監督などを撮影した動画は、「インプレイ以外」や「ボールデッド中」だったため試合後に140秒以内で投稿できましたが、今回の改定でも試合後に140秒以内であれば投稿できますか?
A
試合後に投稿することができます。ただし、「グラウンド内」で「イニング中」にあたるため、動画は60秒以内で、回数も1人がその試合につき1回に限ります。

投稿回数

Q グラウンド外の動画の投稿回数に制限はありますか?
A
グラウンド外の動画の投稿については回数の制限はありません。ぜひ球場グルメやスタンドの応援風景などを投稿し、プロ野球をお楽しみください。ただし、140秒を超えたり、連続投稿により事実上の長尺動画となっていたりする場合は、営利目的と判断される可能性があります。
Q 投稿1回とありますが、様々なSNSがある中で、例えばXで1回、インスタグラムで1回、フェイスブックで1回ずつ投稿してもよいですか?また1つのSNSで個人が複数のアカウントを保有している場合は、アカウント毎に1回ずつ投稿することはできますか?
A
SNSの種別を問わず、1個人が1試合につき投稿できるのは1回までです。

投稿のタイミング

Q リクエストやリプレーなど、球場内の大型ビジョンに映された映像は試合中に投稿しても大丈夫ですか?
A
大型ビジョンに映されるプレー映像は放送局が撮影した映像が使用されることが多く、テレビで放映される映像とも重なることから、テレビ局の権利を保護するため「グラウンド内」と同様に、試合後に60秒以内で、1試合につき1回であれば投稿できることにしました。
Q 始球式やイニング間のイベントは「グラウンド内」で実施されますが、試合後でなければ投稿できませんか。
A
プレイボール前およびイニングの表または裏の攻撃が終了してから次の攻撃が始まるまでの「イニング間」に行われるイベントについては、グラウンド内であっても140秒以内なら試合中に投稿することができます。

ライブ配信

Q グラウンド外を撮影した動画は試合中の配信・送信も認められましたが、ライブ配信はできますか?
A
グラウンド内外を問わず、ライブ配信は禁止です。

営利目的

Q たまたま撮影、投稿した動画がバズってしまい、広告収入が入った場合、「明らかな営利目的」に該当しますか。
A
営利目的かどうかについては個々に判断させていただきます。