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2011年 NPB新人選手研修会

NPB新人選手研修会

 「2011年 NPB新人選手研修会」が28日、都内ホテルで新人選手、審判員ら103名が参加して開催されました。

 この日は「アンチドーピング運動について」、「税の意義と役割」、「薬物乱用防止について」、「暴力団の実態と手口」、「話し方、インタビューへの対応」の5講義に加え、 昨季限りで引退された矢野燿大氏が「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」の演題で、新人選手たち熱く語りかけました。
矢野氏は、練習がいかに大事であるかということを強調し、「やらされる練習から3年目に自分からやる練習の大切さに気づいた」自らの体験談を披露。 さらに裏方さんを含めた周囲の人への感謝の気持ち、社会貢献活動の意味と重要さ、そして実践することを勧めるなど、新人選手らは先輩の言葉一つひとつに熱心に耳を傾けていました。

 加藤良三コミッショナーは、多岐に渡った講義について「(講義に)共通するテーマは『人間の弱さ』の克服です。皆さんは『楽しい人生』を『楽しむ』権利があると同時に、普通の人なら屈してしまう『誘惑』『脅し』に屈しないという社会的責任もあります」と力を込めました。

 また、「話し方、インタビューへの対応」の講義では、実践形式のインタビューで壇上に上がり、「今年1年間どうありたいか」という質問に対し、北海道日本ハムの斎藤佑樹投手は「けがなく1年間やれることが一番」。 読売の澤村拓一投手は、中大の先輩である阿部慎之助捕手から「一流になるのは簡単だが超一流になるのは難しい。超一流になるように頑張れ」と言われたことに感謝し、「開幕一軍のメンバーの中に入れるように頑張っていきたい」と力強く話していました。