あなたにとって、「野球とは、」-。
人それぞれ、その人、その人にとって、「野球」にはいろいろな意味や価値がある。 人によっては人生を変えてしまうほどの力もある。
長嶋茂雄氏は「野球というスポーツは、人生そのものだ」という名言を残した。 私にとって、あなたにとって「野球とは何かを」、セ、パ誕生60周年に当たる今年、世代を越え、改めてその意味を考えてほしい。
「100年に1度の大不況」とも言われ、先の見えない今だからこそ、戦後、日本が力強く回復したように、野球に「光と力」を求める人も多いだろう。 その野球をあなたの言葉で表現してほしい。
これまでも、これからも脈々と、永遠に続く野球の持つ力とは何なのか。 野球の魅力とは何なのか。
選手は、多くのファンの期待を背に、勝利を求めて全力でプレーをする。 スタンドからは選手へ熱い視線が注がれ、集まったファンはプレーに、記録に、喜び、叫び、怒り、感じ、語り合う。 人それぞれの日常の生活に影響をも及ぼす野球をこれからどうしたらいいのか。
ひと言では表現することは難しいかもしれない。 その瞬間に変わることだってある。 だが、今のあなたが感じるままの言葉を投げ込んでほしい。 その思いを、重みを、我々、すべてのプロ野球人が受け止め、球界の将来に必ず生かすことを約束します。
この機会に、あなたの「野球」、見つけてください。 改めて問います。
あなたにとって、「野球とは、」。
すべてのプロ野球人”誓いの言葉”
2005年の「フルスイング!プロ野球。」、2006年「すべては歓声のために」、2007年「すべては歓声のために~世界一からの挑戦~」、2008年「野球力」に続き、社団法人日本野球機構、日本プロフェッショナル野球組織(NPB)は2009年シーズンの統一スローガンを発表させて頂く運びとなりました。 12球団のすべてのプロ野球人が一つになり、長い歴史と伝統を誇る日本の野球の持つ力を再認識し、その実力を国内、世界へとアピールし、ファンのために尽くす気持ちを忘れず、日々戦う気持ちを込めた“誓いの言葉”です。
2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に続き、今年の第2回大会でも、日本代表が見事に連覇を成し遂げ、世界一の実力を改めて証明いたしました。 この偉業はプロ、アマを問わず先人たち、そして今、日々努力を続けるプレーヤー、球団職員、関係者と、野球が大好きで、愛し続けた思いが結集したからこその結果だと確信しております。
そんな、日本で育まれた「野球」というスポーツにはその人、その人にとっていろいろな意味や価値があります。 私にとって、あなたにとって、「野球とは何かを」、セ、パ誕生60周年に当たる今年、世代を越え、改めてその意味を考えてほしいという願いが込められています。 これまでも、これからも脈々と、永遠に続く野球の持つ力とは何なのか。 野球の魅力とは何なのか。 ひと言では表現することは難しいかもしれません。 その時々によって変わることもあります。 ただ、今のあなたが感じている思いを我々に投げ込んでいただきたいと思います。 その言葉を受け止め、球界の将来に必ず生かすことを約束します。
NPBに所属する選手、監督、コーチらが自分にとって「野球とは、」を問い、直筆で表現いたしました。 今後、「セ、パ誕生60周年記念サイト『プロ野球ファンスタジアム』」を開設(4月3日オープン: http://fan.npb.or.jp )し、公開します。
「ひと言」「川柳」「一筆啓上」の3部門を制定し、多くの方々からあなたにとっての「野球」を募集し、今秋に開催されます「プロ野球コンベンション」で表彰いたします。
※スペシャルコンテンツの公開は終了しました。
このスローガンは、日本野球機構、チーム、選手会などの枠組みを取り払い、一人一人が一プロ野球人として、プロ野球界発展に取り組むための決意を表したものです。 今後は、このスローガンを前面に打ち出したプロモーションビデオ、ラジオCM、ポスターなどを用いて、できるだけ多くの方に親しんでいただく予定です。 また、今後の展開につきましてはファンやあらゆる関係者のご意見を頂きながら、積極的に取り組んでいきたいと考えています。