2016年5月23日
一般社団法人日本プロ野球選手会
一般社団法人日本プロ野球選手会(理事長:大島洋平 中日ドラゴンズ)は、来る7月16日(土)、横浜スタジアムで行われるマツダオールスターゲーム第2戦において、今年も関係者の協力により、試合前エキシビションとして「キャッチボールクラシックINマツダオールスターゲーム2016」を実施する運びとなりました。
この「キャッチボールクラシック」は、かねてよりキャッチボール振興を活動の柱に掲げた当会が、2011年の東日本大震災をきっかけに交流が始まった福島県の中学野球指導者とともに、キャッチボールの要素を競技化したものです。
9人1組が、7mの距離を挟んで5人と4人で向き合い、2分間に何回キャッチボールを成立させられるかを競うもので、毎年、選手会主催のオフイベント「ベースボールクリスマス」で行う全国大会では、トレーニングを積んだ中学生チームが、現役選手チームを打ち負かすほどの高レベルの記録も出ています。
限られた時間でいかに相手が取りやすいボールを投げるかがポイントとなる、まさにキャッチボールの本質を競技化したキャッチボールクラシックは、ボール1個あれば、年齢・性別関係なく気軽に楽しめる点が魅力で、その点から日本野球機構のご厚意により、13年(いわきグリーンスタジアム)、14年(甲子園)、15年(Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島)でのオールスターゲームのエキシビションとして実施されています。
昨年の広島では、小学校でのキャッチボール普及の観点から市教育委員会の協力により男女混成の9人1チームを条件とした予選で、市内の9地区の小学校から代表チームを選考。
オールスターゲーム当日は、セ・パそれぞれから各チームにプロ野球選手も参加しての決勝大会が行われました。
今年は、横浜DeNAベイスターズの協力のもと、昨年同様に小学生チームを代表とした選考を現在準備中です。
当会では、関係者のご理解・ご協力に感謝するとともに、本企画を通じ、横浜市内の小学生が、キャッチボールを楽しむきっかけになればと考えています。