ジャフェット・アマダー選手のアンチ・ドーピング規程違反に対する制裁について
2018年8月9日
- NPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会
- 委員長 斉藤 惇
東北楽天ゴールデンイーグルス所属 ジャフェット・アマダー選手
アンチ・ドーピング規程違反に対する制裁について
1. 制裁の内容
ジャフェット・アマダー選手に対し、2018年8月9日から2019年2月8日まで、6か月間の出場停止処分を科する。
2. アンチ・ドーピング規程違反の内容
アマダー選手は2018年6月13日（水）対中日ドラゴンズ戦（楽天生命パーク）において行われた競技会ドーピング検査の対象選手となり、同選手の尿検体が採取された。
7月23日（月）に分析機関より、chlortalidone （クロルタリドン）とfurosemide（フロセミド）の検出報告があり、アマダー選手の検体であることを確認した。検出されたクロルタリドンとフロセミドはWADA禁止表国際基準の禁止物質「S5．利尿薬および隠ぺい薬」で指定されている禁止物質である。
7月30日（月）に球団関係者立会いの下、アマダー選手本人と面会し弁明の機会を設けた。同選手は意図的な摂取はないと述べ、今回の検査の正当性に異議がないことを確認した。
8月1日（水）にB検体の再分析を実施（本人の希望によるもの）。翌2日（木）、A検体と同じ物質が検出されたことが報告された。
上記の経過を経て、8月8日（水）NPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会を開き、制裁の内容を決定した。
本日、球団を通じて本人に通告した。
以上