大会形式
試合形式
本大会は、出場する4チームで1回戦総当りの予選リーグを行い、予選リーグの1位と2位によって優勝決定戦を行なう。3位決定戦は実施しない。
予選リーグの順位決定は以下によって決定される。
- 勝率で決定。
- 2チーム以上が同率になった場合は以下の順で該当するチームが上位となる。
- 当該チームの直接対決で勝ったチーム
- 本大会における総失点率の低いチーム
- 本大会における総得点率の高いチーム
- 本大会におけるチーム打率の高いチーム
- コイントスにより勝ったチーム
出場資格
- ・大会に出場できるチームは、CPBL、KBO、NPBの2011年シーズンチャンピオンチーム、ABFの2010年~11年シーズンチャンピオンチームとする。
- ・大会に出場できる選手は、2011年8月31日の時点でのCPBL、KBO、NPBの出場チームの支配下選手に登録されている選手、ABF出場チームは2011年10月15日の時点で支配下選手に登録されている選手とする。
- ・各チームの出場選手は、一次登録した40選手の中から監督会議の際に最終登録された28選手とする。
- ・試合のためにベンチに入ることができるチームの人員は次の40名までとする。
監督(1名)、選手(28名)、コーチ、ビジネスマネジャー、トレーナー、スコアラー、通訳、広報、用具係を含むチームスタッフ(11名)を合わせた計40名が試合のためにベンチ入りができる。
- ・試合に出場できる外国人選手枠ルールは、それぞれのチームが所属する野球組織のルールを適用する。
- ・監督は試合開始1時間前に公式打順表を運営委員会に提出する。運営委員会は登録選手名簿と照合の上、双方の監督に相手チームの公式打順表を手渡す。
ユニホーム
本大会出場チームは2種類のユニホームを用意し、先攻チームはビジター用、後攻チームはホーム用ユニホームを着用する。
試合使用球とバット
大会使用ボールはミズノ社製IBAF公認球(日本の統一球と同スペック)とする。
大会で使用できるバットは木製のワンピースバットで、各野球組織で使用が認められたものに限られる。
審判員
大会審判団は各野球組織が2名ずつ派遣する計8名の審判員で構成される。各試合の審判員数は4名とする。
野球規則に関する事項
- ・予選リーグは、9回終了を優先し、延長戦は試合開始から4時間を超えて新しいイニングに入らない。また、延長戦は最大12回までとする。その場合、同点の時は引分けとし、両チーム0.5勝として計算する。優勝決定戦は、勝敗が決まるまで行う。予選リーグは、7回以降10点差以上でコールドゲームとする。
- ・全ての試合で指名打者制度を採用することができる。
- ・サスペンデッドゲームの規則は適用しない。
- ・投手の準備投球は5球以内とする。アクシデント等で交代登板の投手は球審の判断により、8球以内の準備投球が許される。
- ・投手と捕手の打ち合わせは1試合につき3回までとし、30秒以内とする。野手が加わることはできない。
- ・ 審判員が退場を命じた監督、コーチ、選手は次の試合には出場できない。優勝決定戦で退場を命じられた監督、コーチ、選手に対する処分は大会組織委員会が行なう。
- ・監督による異議申し立ては5分以内とし、5分を超えたときは強制的に試合を再開する。試合再開に応じなかった場合は、大会組織委員会を緊急招集し10分以内に判断を下す。
ドーピングコントロール
本大会は「アジアシリーズ・ドーピングコントロール規程」、「アジアシリーズ・ドーピング禁止規程」、「アジアシリーズ・ドーピング検査実施要綱」を設けてドーピングコントロールを実施する。
大会の管理
本大会の一部、あるいは全部が開催できなかった場合は、以下の措置をとる。
- ・予選リーグ、優勝決定戦が予定されている4日間のうち、2日間以上、試合を挙行できなかった場合は、本大会を中止とする。
- ・本大会が中止となっても、予選リーグが予定されている3日間のうち2日間、試合を挙行できず、優勝決定戦予定日に試合が挙行できる場合は、優勝決定戦予定日にエキシビションゲームを2試合行なう。
- ・予選リーグが予定されている3日間のうち、いずれかの1日で試合を挙行できなかった場合、当該日の試合は予備日もしくは決勝戦予定日に実施する。
- ・予選リーグを全て実施し、優勝決定戦を挙行できなかった場合、最終順位は予選リーグの順位によって決定する。