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日本野球機構オフィシャルサイト

マグ・マネジャー アジアシリーズ2012

大会規定(抜粋)

大会形式

大会は、出場する6チームをプールA、Bに分け(下記参照)、各プール内で総当りの予選を行う。 各プール内の1位チームで優勝決定戦を行う。 3位、4位決定戦は実施しない。
天候や不可抗力により試合が実施できない場合は、10月12日の予備日を使用する。

チームは次の2グループに区別される。

[プールA] CBA、CPBL、KBO優勝チーム(KBO-1)
[プールB] ABF、NPB、ロッテジャイアンツまたはKBO準優勝チーム(KBO-2)

予選リーグの順位決定は以下によって決定される。
  1. 勝率で決定。
  2. 2チーム以上が同率になった場合は以下の順で該当するチームが上位となる。
    1. 当該チームの直接対決で勝ったチーム
    2. 本大会における総失点率の低いチーム
    3. 本大会における総得点率の高いチーム
    4. 本大会におけるチーム打率の高いチーム
    5. コイントスにより勝ったチーム

出場資格

  • (1)大会に出場できるチームは、CPBL、NPBの2012年シーズンチャンピオンチーム、ABFの2011年~2012年シーズンチャンピオンチーム、CBAのオールスターチーム、KBOの2012年シーズンチャンピオンチーム、ロッテジャイアンツの計6チームとする。(ロッテジャイアンツがチャンピオンチームとなった場合、2位チームが出場。)
  • (2)大会に出場できる選手は、2012年8月31日の時点でのCBA、CPBL、NPB、KBOの出場チームの支配下選手に登録されている選手、ABF出場チームは2012年10月15日の時点で支配下選手に登録されている選手とする。
  • (3)各チームの出場選手は、一次登録した40選手の中から監督会議の際に最終登録された26選手とする。
  • (4)試合のためにベンチに入ることができるチームの人員は次の38名までとする。
    監督(1名)、選手(26名)、コーチ、ビジネスマネジャー、トレーナー、スコアラー、通訳、広報、用具係を含むチームスタッフ(11名)を合わせた計38名が試合のためにベンチ入りができる。
  • (5)試合に出場できる外国人選手枠ルールは、それぞれのチームが所属する野球組織のルールを適用する。
  • (6)監督は試合開始1時間前に公式打順表を運営委員会に提出する。運営委員会は登録選手名簿と照合の上、双方の監督に相手チームの公式打順表を手渡す。明らかな誤記をした思われる場合、運営委員会は訂正を命じることができる。

ユニホーム

本大会出場チームは2種類のユニホームを用意し、先攻チームはビジター用、後攻チームはホーム用ユニホームを着用する。

試合使用球とバット

  • (1)大会使用ボールはKBO公認球の一つであるスカイラインスポーツ社の「AK-100」を使用する。公式練習、試合前練習で使用するボールは大会主催側から支給する。試合球の管理は審判委員会が行なう。
  • (2)大会で使用できるバットは木製のワンピースバットで、各野球組織で使用が認められたものに限られる。(製造社ロゴ表示規定についても、各野球組織が認めたものを使用する。)

審判員と記録員

  • (1)大会審判団は各野球組織が2名ずつ派遣する計10名の審判員で構成される。各試合の審判員数は4名とし、その割り当ては審判委員会で決める。
  • (2)公式記録は主催者が行い、主催者側で公式記録員の担当を決める。

野球規則に関する事項

  • (1)予選リーグは、9回終了を優先し、延長戦は試合開始から4時間を超えて新しいイニングに入らない。その場合、同点の時は引分けとし、両チーム0.5勝として計算する。優勝決定戦は、勝敗が決まるまで行う。予選リーグは、7回以降10点差以上でコールドゲームとする。
  • (2)大会は釜山サジク運動場で実施する。グラウンドルールは以下の通りとする。
    (略)
  • (3)ビデオリプレイ判定は本大会ではホームラン判定に対して、監督が異議申し立てた場合のみ適用される。
  • (4)全ての試合で指名打者制度を採用することができる。
  • (5)サスペンデッドゲームの規則は適用しない。
  • (6)投手の準備投球は5球以内とする。アクシデント等で交代登板の投手は球審の判断により、8球以内の準備投球が許される。イニング間(インターバルコントロール)は120秒とし、球審がTV放送局担当者とイニング間の時間調整を確認する。
  • (7)投手と捕手の打ち合わせは1試合につき3回までとし、30秒以内とする。野手が加わることはできない。
    注1). 投手コーチがタイムをかけた場合、30秒を超えないこと。監督がタイムをかけた場合、60秒を超えないこととする。
    注2). 各チームともタイムをかけられる回数は1試合につき3回までとする。
    注3). 延長戦におけるタイムをかけられる回数は1回までとする。
  • (8)審判員が退場を命じた監督、コーチ、選手は次の試合には出場できない。優勝決定戦で退場を命じられた監督、コーチ、選手に対する処分は組織委員会が行なう。
  • (9)監督による異議申し立ては5分以内とし、5分を超えたときは強制的に試合を再開する。試合再開に応じなかった場合は、組織委員会を緊急招集し10分以内に判断を下す。
    注1). 監督が審判員の指示に従わずに5分間を続けた場合は退場となる。
    その際、監督は監督代理を指名する。組織委員会は緊急招集され、10分以内に判断を下す。

ドーピングコントロール

本大会は「アジアシリーズ・ドーピングコントロール規程」、「アジアシリーズ・ドーピング禁止規程」、「アジアシリーズ・ドーピング検査実施要綱」を設けてドーピングコントロールを実施する。

大会の管理

本大会の一部、あるいは全部が開催できなかった場合は、以下の措置をとる。

  • (1)予選リーグ、優勝決定戦が予定されている4日間のうち、2日間以上、試合を挙行できなかった場合は、本大会を中止とする。
  • (2)本大会が中止となっても、予選リーグが予定されている3日間のうち2日間、試合を挙行できず、優勝決定戦予定日と予備日に試合が挙行できる場合は、優勝決定戦予定日と予備日にエキシビションゲームを行う。試合の組み合わせは運営委員会が決定する。
  • (3)上記(1)、(2)の場合、主催者は出場チームに各々5,000万KRWを支払う。
  • (4)予選リーグが予定されている3日間のうち、いずれかの1日で試合を挙行できなかった場合、当該日の試合は予備日もしくは決勝戦予定日に実施する。その場合の賞金は規定どおりに支払う。
  • (5)予選リーグを全て実施し、優勝決定戦を挙行できなかった場合、最終順位は予選リーグの順位によって決定し、主催者が負担する本大会の賞金は別途定める賞金額の半額とする。