2005年度シーズン最初の日本生命月間MVPが決まりました。 打者賞に阪神タイガース・赤星憲広選手が、投手賞には中日ドラゴンズ・岩瀬仁紀投手がそれぞれ選ばれました。 ともに初受賞です。
打者賞は打率、打点、本塁打等の打撃各部門のリーダーが分散する結果となり、今季最初の受賞争いは大接戦となりました。 シーズン開幕から4月の中盤にかけては、中日・アレックス選手の活躍が脚光を浴び、月の後半目立ったのは広島・前田智徳選手でした。 最多本塁打は9本で広島・新井貴浩選手、最多打点は阪神・シーツ選手とそれぞれが存在をアピールするなか、各部門リーダーを横目に初受賞したのが、タイガースの俊足のセンター赤星選手です。 赤星選手はチームの全26試合にリードオフマンとして出場、最多安打(42)、最多盗塁(14)を記録するとともに、アレックス選手と並び1試合3安打が8度で月間最多、24得点も他を引き離しての1位と、セ・リーグNo.1トップバッターとしての地歩を固める活躍でした。
投手賞は各チームの先発エースの勝ち星が3勝どまりで、かつ決め手に欠ける内容でした。 こうしたなか、中日ドラゴンズのクローザー岩瀬仁紀投手は11試合に登板、1勝0敗8セーブ、防御率0の完璧な成績でチームの月間16勝のうち9試合に貢献したことが評価され、上原浩治(巨人)、僚友・川上憲伸、黒田博樹(広島)投手ら各チームのエース達を抑え、初受賞に輝きました。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | MEP |
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前 田 | (広) | 23 | 87 | 34 | 7 | 18 | 0 | .391 | 2 |
アレックス | (中) | 25 | 100 | 37 | 6 | 17 | 0 | .370 | 2 |
赤 星 | (神) | 26 | 115 | 42 | 0 | 6 | 14 | .365 | 2 |
新 井 | (広) | 21 | 91 | 27 | 9 | 18 | 0 | .297 | 3 |
シーツ | (神) | 26 | 106 | 28 | 5 | 22 | 1 | .264 | 3 |
投手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗北 | 奪三振 | 投球回 | 自責点 | 防御率 | MEP |
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上 原 | (巨) | 5 | 0 | 0 | 3 | 1 | 30 | 37 | 7 | 1.70 | 2 |
川 上 | (中) | 4 | 1 | 1 | 3 | 1 | 19 | 29.2 | 8 | 2.43 | 2 |
小山田 | (広) | 5 | 2 | 1 | 3 | 1 | 30 | 35 | 12 | 3.09 | 1 |
黒 田 | (広) | 5 | 1 | 0 | 3 | 1 | 31 | 37.2 | 13 | 3.11 | 1 |
内 海 | (巨) | 5 | 0 | 0 | 3 | 2 | 15 | 27 | 17 | 5.67 | 1 |
投手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗北 | セーブ | 投球回 | 自責点 | 防御率 | MEP |
岩 瀬 | (中) | 11 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 | 10 | 0 | 0.00 | - |
赤星選手の表彰式は5月18日(水)阪神-西武戦 (甲子園)の試合前に行います。
岩瀬投手の表彰式は5月13日(金)中日-ソフトバンク戦(ナゴヤドーム)の試合前に行います。
※セントラル野球連盟記念楯
※日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー
以上が贈られます。