2006年度最初の日本生命月間最優秀選手(月間MVP)は投手賞に読売ジャイアンツ・J・パウエル投手、打者賞に阪神タイガース・濱中治外野手が選ばれました。
パウエル投手は4試合に登板、2完封を含む3完投で、セ・リーグ投手で唯ひとり4勝(0敗)を挙げ、防御率もトップとなる1.03の成績を残しました。 チームメートの内海哲也投手を初め中日ドラゴンズ・川上憲伸、阪神・江草仁貴投手ら5投手が月間3勝を記録しましたが、パウエル投手の抜群の成績には及びませんでした。
打者部門は濱中選手が本塁打(10)、打率(.435)でリーグトップの成績、僚友A・シーツ選手が最多の37安打を、横浜ベイスターズ・村田修一選手が最多の打点30を記録し、受賞を競いました。 昨年までの3シーズン故障に苦しんでいた濱中選手は開幕4試合目(対広島戦)に初めて右翼手として先発出場するといきなり2ホームランを連発、その後も高打率を維持して4月度を駆け抜け、見事に初受賞に輝きました。
パウエル投手はセ・リーグでは初受賞、近鉄に在籍していた2002年5月、6月に連続2度受賞しています。 濱中選手は、プロ10年目で初めての受賞となります。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | MEP |
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濱 中 | (神) | 22 | 69 | 30 | 10 | 22 | 0 | .435 | 2 |
矢 野 | (巨) | 22 | 75 | 29 | 4 | 16 | 2 | .387 | 2 |
シーツ | (神) | 24 | 104 | 37 | 6 | 19 | 0 | .356 | 1 |
村 田 | (横) | 24 | 85 | 30 | 9 | 30 | 0 | .353 | 2 |
福 留 | (中) | 21 | 85 | 27 | 8 | 14 | 1 | .318 | 2 |
小久保 | (巨) | 26 | 90 | 28 | 9 | 26 | 0 | .311 | 2 |
投手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗北 | 奪三振 | 投球回 | 自責点 | 防御率 | MEP |
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パウエル | (巨) | 4 | 3 | 2 | 4 | 0 | 26 | 35 | 4 | 1.03 | 4 |
内 海 | (巨) | 6 | 2 | 0 | 3 | 1 | 17 | 31 | 5 | 1.45 | 3 |
川 上 | (中) | 5 | 1 | 0 | 3 | 0 | 35 | 39 | 7 | 1.62 | - |
江 草 | (神) | 5 | 1 | 0 | 3 | 1 | 24 | 33.1 | 8 | 2.16 | 1 |
石 川 | (ヤ) | 5 | 0 | 0 | 3 | 2 | 22 | 33.2 | 11 | 2.94 | 2 |
ダグラス | (広) | 6 | 0 | 0 | 3 | 3 | 19 | 34.1 | 12 | 3.15 | 3 |
パウエル投手の表彰日は未定です。
濱中選手の表彰式は5月19日(金)阪神-オリックス戦(甲子園)の試合前に行います。
※セントラル野球連盟記念楯
※日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー
以上が贈られます。