5月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が決まりました。 打者賞、投手賞の両賞を中日ドラゴンズ勢が押さえる結果となりました。打者賞はT・ウッズ選手、投手賞は小笠原孝投手です。
T・ウッズ選手は5月度の全26試合に出場、月間勝率トップ(16勝10敗、勝率.615)の中日のクリンアップとして、本塁打(11)、打点(29)の二部門で文句なしの月間二冠、打率も.368の高打率を残す、大活躍でした。 打率.379で月間首位打者となった読売ジャイアンツ、小笠原道大選手の活躍も素晴らしいものがありましたが、T・ウッズ選手に一歩及びませんでした。 小笠原選手のほかに、打率.352の阪神タイガースの林威助選手、打点25を記録した僚友森野将彦選手らも候補に挙げられました。
一方、小笠原投手は5試合に登板、完投、完封こそありませんが、月間の最多勝となる4勝(0敗)を挙げ、防御率も1.87の好成績でした。 読売の二人の若手投手、内海哲也、福田聡志両投手はいずれも3勝止まり、防御率も2点台で小笠原投手を脅かすに至りませんでした。
T・ウッズ選手は昨年9月以来通算4度目の受賞、小笠原投手は9年目、30歳での初受賞となります。 中日球団の両賞受賞は、2005年7月にT・ウッズ、川上憲伸両選手が受賞して以来、通算7度目のことです。 これは並んでいた広島東洋カープをひとつ引き離し、セ・リーグの単独1位となる両賞独占回数です。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | MEP |
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小笠原 | (巨) | 25 | 103 | 39 | 9 | 17 | 0 | .379 | 2 |
T・ウッズ | (中) | 26 | 87 | 32 | 11 | 29 | 0 | .368 | 3 |
林 | (神) | 24 | 91 | 32 | 6 | 15 | 0 | .352 | 1 |
ガイエル | (ヤ) | 24 | 85 | 25 | 8 | 22 | 0 | .294 | 1 |
森 野 | (中) | 25 | 93 | 27 | 3 | 25 | 0 | .290 | 2 |
投手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗北 | 奪三振 | 投球回 | 自責点 | 防御率 | MEP |
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グライシンガー | (ヤ) | 5 | 1 | 0 | 2 | 0 | 24 | 35 | 7 | 1.80 | 1 |
小笠原 | (中) | 5 | 0 | 0 | 4 | 0 | 28 | 33.2 | 7 | 1.87 | 1 |
内 海 | (巨) | 5 | 0 | 0 | 3 | 1 | 26 | 31 | 9 | 2.61 | 1 |
福 田 | (巨) | 5 | 0 | 0 | 3 | 1 | 20 | 25.1 | 8 | 2.84 | 2 |
中 田 | (中) | 5 | 0 | 0 | 3 | 0 | 26 | 27 | 12 | 4.00 | 1 |
T・ウッズ、小笠原両選手の表彰式はいずれも、6月11日(月)中日-千葉ロッテ戦(ナゴヤドーム)の試合前に行います。
※セントラル野球連盟記念楯
※日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー
以上が贈られます。