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日本野球機構オフィシャルサイト

2007年 表彰選手

2007年7月度「日本生命月間MVP賞」受賞選手 (セントラル・リーグ)

 7月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が決まりました。 打者賞は東京ヤクルトスワローズA・ラミレス選手、投手賞は横浜ベイスターズ三浦大輔投手でした。

 オールスターゲームのために試合数が少なくなる7月度、ラミレス選手はオールスターゲームまでに行われた14試合で、9勝5敗と好調に走ったヤクルトをそのバットで牽引しました。 1試合1.6安打以上に相当する34安打(21試合)を放ち、打率(3割8分6厘)、本塁打(7)、打点(22)はいずれもリーグトップの月間の三冠王でした。 オールスターゲーム明け、チームは一転1勝6敗と大スランプに陥りました。 ラミレス選手のバットも静かになりました。 しかし、ラミレス選手は打率部門での阪神タイガースの赤星憲広選手の猛迫を僅差(6毛差)でかわし、打撃三部門を制したことが高く評価されました。

 一方、三浦投手は4試合に登板、阪神タイガース・ジャン投手、中日ドラゴンズ朝倉健太投手とならび月間の最多勝となる3勝(1敗)を挙げ、防御率1.39もトップの好成績でした。 4試合のうち2試合は完投(2完封)で、投球回は32.1に達してリーグトップ。勝利数で並んだ2投手は完投ゼロで、ここで両投手を圧倒しました。 また、三浦投手は6月度、最後の登板(30日の対阪神戦)の3回以降、そして7月度最初の2試合、7日の広島戦、13日のヤクルト戦を連続で完封、18日の広島戦も8回まで零封して降板、そして27日の阪神戦に先発して4回まで相手に1点も許さず、球団記録となる35イニングス連続無失点を達成いたしました。 阪神・藤川球児投手の10セーブ、防御率0.00も出色でしたが惜しくも受賞を逸しました。

 ラミレス選手は2004年9月以来3年ぶり3度目の受賞、三浦投手は2005年以来2年ぶり同じく3回目の受賞となります。

参考

月間個人打撃成績
選手名 球団 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率
ラミレス (ヤ) 21 88 34 7 22 0 .386
赤 星 (神) 21 70 27 0 5 4 .386
新 井 (広) 21 85 26 4 18 0 .306
金 本 (神) 21 76 20 7 13 1 .263
T・ウッズ (中) 20 67 17 7 13 1 .254
月間個人投手成績
投手名 球団 試合 完投 完封 勝利 敗北 奪三振 投球回 自責点 防御率
三 浦 (横) 4 2 2 3 1 0 21 32.1 5 1.39
ジャン (神) 5 0 0 3 0 0 9 24.1 7 2.59
朝 倉 (中) 4 0 0 3 1 0 13 27 10 3.00
藤 川 (神) 13 0 0 0 0 10 18 15.2 0 0.00

ラミレス選手の表彰式は8月7日(火)ヤクルト-横浜戦(神宮)の試合前に行います。
三浦投手の表彰式は8月11日(土)横浜-阪神戦(横浜)の試合前に行います。

※セントラル野球連盟記念楯
※日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー
以上が贈られます。