8月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)の受賞者が決まりました。 打者賞は2カ月連続、通算4回目の受賞となる東京ヤクルトスワローズ、アレックス・ラミレス選手、投手賞には中日ドラゴンズ、朝倉健太投手が初めて選ばれました。
7月度、打撃三部門と最多安打で月間を制したラミレス選手は、酷暑に日本中が音を上げた8月も快調に飛ばしました。 ラミレス選手は本塁打(8)、打点(25)の打撃2冠を制し、安打数(38)でもリーグトップでした。 ラミレス選手は7、8月度と好調を持続、連続2カ月で月間の最多安打を記録、この両月の安打数は合わせて72、シーズンのトータル安打は160(8月31日現在)を数え、 僚友のヒット製造機・青木宣親選手、読売ジャイアンツの小笠原道大選手を抑えてリーグトップを走っています。 2カ月連続の月間最多安打で連続受賞したのは2004年5、6月の中日・立浪和義選手以来二人目です。
ラミレス選手を追ったのは、月間最多安打を記録し、月間の首位打者となった横浜ベイスターズの金城龍彦選手、月間最多本塁打8本でラミレス選手に並んだ横浜・村田修一選手、そして読売・阿部慎之助選手でした。
一方投手賞は受賞した朝倉投手と読売・上原浩治投手が激しく競りました。 登板した15試合で2勝11セーブ、4ホールドの完璧なリリーフを見せた上原投手に対し、5試合に登板、4勝(0敗)を挙げ、月間の最多勝で防御率(1.10)もリーグをリードした朝倉投手の接戦でした。 朝倉投手は8月31日の広島戦に先発、今季初完投で月間4勝目(今季11勝目)を飾ったことが大きく物を言い、上原投手の追撃をしのいで初めての受賞に輝いたものです。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
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金 城 | (横) | 25 | 99 | 38 | 3 | 13 | 1 | .384 |
村 田 | (横) | 25 | 83 | 31 | 8 | 24 | 0 | .373 |
ラミレス | (ヤ) | 25 | 108 | 38 | 8 | 25 | 0 | .352 |
阿 部 | (巨) | 26 | 90 | 28 | 7 | 21 | 0 | .311 |
内 川 | (横) | 18 | 67 | 30 | 2 | 15 | 1 | .448 |
投手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗北 | S | 奪三振 | 投球回 | 自責点 | 防御率 |
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朝 倉 | (中) | 5 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 21 | 32.2 | 4 | 1.10 |
高橋尚 | (巨) | 5 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 28 | 34.1 | 8 | 2.10 |
グライシンガー | (ヤ) | 6 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 36 | 42.2 | 12 | 2.53 |
中 田 | (中) | 4 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 32 | 29.2 | 12 | 3.64 |
内 海 | (巨) | 5 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 25 | 32.2 | 16 | 4.41 |
上 原 | (巨) | 15 | 0 | 0 | 2 | 0 | 11 | 16 | 17 | 2 | 1.06 |
ラミレス選手の表彰式は9月11日(火) ヤクルト-巨人戦(神宮)の試合前に行います。
朝倉投手の表彰式は9月11日(火) 中日-横浜戦(ナゴヤドーム)の試合前に行います。
※セントラル野球連盟記念楯
※日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー
以上が贈られます。