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日本野球機構オフィシャルサイト

2007年 表彰選手

2007年8月度「日本生命月間MVP賞」受賞選手 (セントラル・リーグ)

 8月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)の受賞者が決まりました。 打者賞は2カ月連続、通算4回目の受賞となる東京ヤクルトスワローズアレックス・ラミレス選手、投手賞には中日ドラゴンズ朝倉健太投手が初めて選ばれました。

 7月度、打撃三部門と最多安打で月間を制したラミレス選手は、酷暑に日本中が音を上げた8月も快調に飛ばしました。 ラミレス選手は本塁打(8)、打点(25)の打撃2冠を制し、安打数(38)でもリーグトップでした。 ラミレス選手は7、8月度と好調を持続、連続2カ月で月間の最多安打を記録、この両月の安打数は合わせて72、シーズンのトータル安打は160(8月31日現在)を数え、 僚友のヒット製造機・青木宣親選手、読売ジャイアンツの小笠原道大選手を抑えてリーグトップを走っています。 2カ月連続の月間最多安打で連続受賞したのは2004年5、6月の中日・立浪和義選手以来二人目です。

 ラミレス選手を追ったのは、月間最多安打を記録し、月間の首位打者となった横浜ベイスターズの金城龍彦選手、月間最多本塁打8本でラミレス選手に並んだ横浜・村田修一選手、そして読売・阿部慎之助選手でした。

 一方投手賞は受賞した朝倉投手と読売・上原浩治投手が激しく競りました。 登板した15試合で2勝11セーブ、4ホールドの完璧なリリーフを見せた上原投手に対し、5試合に登板、4勝(0敗)を挙げ、月間の最多勝で防御率(1.10)もリーグをリードした朝倉投手の接戦でした。 朝倉投手は8月31日の広島戦に先発、今季初完投で月間4勝目(今季11勝目)を飾ったことが大きく物を言い、上原投手の追撃をしのいで初めての受賞に輝いたものです。

参考

月間個人打撃成績
選手名 球団 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率
金 城 (横) 25 99 38 3 13 1 .384
村 田 (横) 25 83 31 8 24 0 .373
ラミレス (ヤ) 25 108 38 8 25 0 .352
阿 部 (巨) 26 90 28 7 21 0 .311
内 川 (横) 18 67 30 2 15 1 .448
月間個人投手成績
投手名 球団 試合 完投 完封 勝利 敗北 奪三振 投球回 自責点 防御率
朝 倉 (中) 5 1 0 4 0 0 21 32.2 4 1.10
高橋尚 (巨) 5 0 0 1 1 0 28 34.1 8 2.10
グライシンガー (ヤ) 6 0 0 3 2 0 36 42.2 12 2.53
中 田 (中) 4 1 0 3 1 0 32 29.2 12 3.64
内 海 (巨) 5 0 0 3 1 0 25 32.2 16 4.41
上 原 (巨) 15 0 0 2 0 11 16 17 2 1.06

ラミレス選手の表彰式は9月11日(火) ヤクルト-巨人戦(神宮)の試合前に行います。
朝倉投手の表彰式は9月11日(火) 中日-横浜戦(ナゴヤドーム)の試合前に行います。

※セントラル野球連盟記念楯
※日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー
以上が贈られます。