• セントラル・リーグ
  • 読売ジャイアンツ
  • 阪神タイガース
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 広島東洋カープ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 中日ドラゴンズ
  • パシフィック・リーグ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • オリックス・バファローズ
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

2007年 表彰選手

2007年9月度「日本生命月間MVP賞」受賞選手 (セントラル・リーグ)

 2007年度シーズン最後の日本生命・月間最優秀選手賞(月間MVP)が決まりました。 打者賞は東京ヤクルトスワローズアレックス・ラミレスが3カ月連続で制し通算5度目の受賞、 投手賞は中日ドラゴンズ山井大介投手が初めて獲得いたしました。

 スラッガーのイメージをすっかり振り払い、変身したラミレス選手は9月も37安打を放ち、7月の34、8月の38に続き、3カ月連続の月間の最多安打でした。 本塁打は最多の横浜ベイスターズ、村田修一選手の9本、僚友・ガイエル選手らの8本に続く7本を記録、打点は32で2位の読売ジャイアンツ、高橋由伸選手の24を大きく引き離す32打点で月間の二冠王という見事な成績でした。 月間MVPは翌月その勢いが鈍るものですが、ラミレス選手はこの例から外れる規格外でした。 まさに驚異の3カ月とも言うべきシーズン後半の大活躍は、年間最多安打記録(202:ヤクルト・青木宣親選手)の更新を視野に捉えました。

 プロ6年目の山井投手は9月度、5試合に登板、4勝(1敗)を挙げ月間の最多勝、防御率3.00ながら、33回を投げローテーション投手としての責任を全うしました。 山井投手に迫ったのは3勝を挙げた、スワローズの石井一久投手、同じくセス・グライシンガー投手でした。 読売・野間口貴彦投手も3勝を挙げ防御率0.41の成績でしたが、山井投手の4勝目(30日の広島戦)が物を言いました。

 ラミレス選手の3カ月連続受賞は月間MVP史上初めての快挙です。(年間3度の受賞は1993年に中日・山本昌投手が4月、7月、8月に受賞しています)。 山井投手の受賞は中日投手陣から5月の小笠原孝、8月の朝倉健太両投手に続く今季3人目の初受賞です。

参考

月間個人打撃成績
選手名 球団 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率
ラミレス (ヤ) 25 103 37 7 32 0 .359
青 木 (ヤ) 25 90 32 2 10 4 .356
栗 原 (広) 25 93 33 7 21 0 .355
高橋由 (巨) 23 90 29 8 24 0 .322
村 田 (横) 25 92 26 9 18 1 .283
ガイエル (ヤ) 23 88 18 8 11 0 .205
月間個人投手成績
投手名 球団 試合 完投 完封 勝利 敗北 奪三振 投球回 自責点 防御率
長谷川 (広) 4 0 0 2 2 0 20 26.1 3 1.03
石 川 (ヤ) 5 2 2 2 0 0 12 25.1 3 1.07
山 井 (中) 5 0 0 4 1 0 23 33 11 3.00
石井一 (ヤ) 5 1 1 3 2 0 29 32.1 13 3.62
グライシンガー (ヤ) 5 1 1 3 2 0 25 31 14 4.06
野間口 (巨) 5 1 0 3 0 0 14 22 1 0.41

ラミレス選手の表彰式は10月6日(土) ヤクルト-中日戦(神宮) の試合前に行います。
山井投手の表彰式は10月4日(木) 中日-広島戦(ナゴヤドーム) の試合前に行います。

※セントラル野球連盟記念楯
※日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー
以上が贈られます。