5月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
5月度の受賞選手は、セ・リーグ球団初の交流戦優勝に向けて、好位置をキープする2球団の原動力からの選出となりました。
打者部門は、リーグ首位を走る中日球団の主軸打者から、月間の本塁打(9本)、打点(23打点)でリーグトップのブランコ選手と、安打数(29本)、打率(.337)でリーグトップの和田一浩選手が激しく争いましたが、チーム一の得点源となった打撃が評価されたブランコ選手が、2011年10月度以来、自身2回目の受賞となりました。ブランコ選手が本塁打を放った7試合のチーム成績は5勝1敗1分(勝率.833)と抜群の勝率で、ブランコ選手の長打力は相手投手の脅威となっています。
投手部門は、完全試合目前で惜しくも大記録を逃しましたが、プロ野球史上75人目(セ・リーグ36人目)のノーヒットノーランを達成した巨人・杉内俊哉投手が4勝負けなし、防御率0点台という抜群の成績で文句なしの受賞となりました。FA移籍によってリーグや環境が変わったにも関わらず、ここまでのシーズン成績も7勝1敗、防御率1.06のリーグトップの成績で、開幕からの不調を巻き返したチームを鼓舞しています。百戦錬磨の左腕はピンチにも動じず、ここぞの場面で三振を取れるピッチングがチームにもたらす信頼感は大きいです。杉内投手の受賞はセ・リーグでは初、パ・リーグ時代の2010年3、4月度以来の受賞となります。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
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和田 一浩 | (中) | 24 | 86 | 29 | 2 | 11 | 0 | .337 |
ブランコ | (中) | 24 | 81 | 27 | 9 | 23 | 2 | .333 |
中村 紀洋 | (ディ) | 22 | 76 | 25 | 2 | 11 | 0 | .329 |
ラミレス | (ディ) | 21 | 80 | 26 | 3 | 13 | 0 | .325 |
大島 洋平 | (中) | 24 | 90 | 28 | 1 | 2 | 4 | .311 |
選手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | S | H | 投球回 | 奪三振 | 自責点 | 防御率 |
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杉内 俊哉 | (巨) | 5 | 2 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 39.2 | 50 | 3 | 0.68 |
スタンリッジ | (神) | 5 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 33 | 21 | 4 | 1.09 |
内海 哲也 | (巨) | 5 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 33 | 20 | 6 | 1.64 |
澤村 拓一 | (巨) | 4 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 26.1 | 21 | 5 | 1.71 |
三浦 大輔 | (ディ) | 4 | 2 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 30 | 18 | 7 | 2.10 |
◎ブランコ選手の表彰式は、6月28日(木)中日-阪神戦(ナゴヤドーム)の試合前に行われる予定です。
杉内俊哉投手の表彰式は、6月8日(金)巨人-埼玉西武戦(東京ドーム)の試合前に行われる予定です。
◎各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。