3、4月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
打者部門は、移籍1年目のトニ・ブランコ選手が持ち前の長打力を如何なく発揮し、本塁打、打点の2部門で2位以下を大きく引き離す抜群の成績で、
中日ドラゴンズの新外国人エクトル・ルナ選手の打率.398(45安打)などを抑えて、自身3度目の受賞となりました(横浜DeNAからの受賞は2012年7月度受賞のラミレス選手以来)。
今シーズンの開幕カードとなった古巣・中日との対戦では、開幕戦でいきなり先制打と逆転打で古巣に強烈な挨拶をすると、
3戦目には今季初本塁打を放ち、4月7日(日)対ヤクルト3回戦(横浜)では1試合3本塁打を記録するなど、結局4月は月間14本(球団月間新記録)の本塁打を量産しました。
本塁打もさることながら、打点35はチーム得点111のおよそ3分の1をブランコ選手が叩き出しました。
投手部門は、快調な開幕ダッシュで首位を走る読売ジャイアンツから左腕・杉内俊哉選手が3勝負けなし(完封1を含む)の安定した成績で、昨年5月度以来2度目の受賞となりました
(読売からの投手の受賞は2012年7月度受賞の山口鉄也投手以来)。
3勝に6投手が並ぶ中、新入団選手の読売・菅野智之投手、阪神・藤浪晋太郎投手、東京ヤクルト・小川泰弘投手や読売・西村健太朗投手の投球も光りましたが、
4月30日(火)対中日5回戦(ナゴヤドーム)で4連敗中のチームを今季チーム初完封で救った投球が決め手となりました。
今季初登板となった4月3日(水)対横浜DeNA1回戦(横浜)こそ2回1/3を5失点で不安なスタートとなりましたが、
2試合目以降は常に7回以上を投げ、7回零封(4/10対阪神2回戦)、8回1失点(4/17対阪神5回戦)、7回1失点(4/24対横浜DeNA4回戦)、9回完封と実力通りの投球を披露しました。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
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ルナ | (中) | 29 | 113 | 45 | 3 | 22 | 1 | .398 |
マートン | (神) | 28 | 112 | 41 | 2 | 18 | 3 | .366 |
坂本 勇人 | (巨) | 28 | 112 | 40 | 4 | 17 | 6 | .357 |
ブランコ | (ディ) | 28 | 103 | 36 | 15 | 35 | 0 | .350 |
ロペス | (巨) | 28 | 107 | 35 | 7 | 15 | 0 | .327 |
選手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | S | H | 奪三振 | 投球回 | 自責点 | 防御率 |
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杉内 俊哉 | (巨) | 5 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 27 | 33.1 | 7 | 1.89 |
菅野 智之 | (巨) | 5 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 34 | 35 | 10 | 2.57 |
ホールトン | (巨) | 4 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 15 | 28 | 9 | 2.89 |
*カブレラ | (中) | 4 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 19 | 26 | 4 | 1.38 |
*藤浪 晋太郎 | (神) | 5 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 25 | 27 | 5 | 1.67 |
*小川 泰弘 | (ヤ) | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 22 | 26 | 6 | 2.08 |
*西村 健太朗 | (巨) | 14 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | 3 | 22 | 16.1 | 2 | 1.10 |
* 印=規定投球回未満
◎ブランコ選手の表彰式は、5月18日(土)横浜DeNA-北海道日本ハム戦(横浜)の試合前に行われる予定です。
杉内俊哉投手の表彰式は、5月17日(金)巨人-埼玉西武戦(東京ドーム)の試合前に行われる予定です。
◎各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。