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日本野球機構オフィシャルサイト

2013年 表彰選手

2013年5月度「日本生命月間MVP賞」受賞選手 (セントラル・リーグ)

5月度候補選手 パ・リーグ受賞選手

5月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。

打者賞

エクトル・ルナ
エクトル・ルナ (中日ドラゴンズ)【初受賞】
[成績]  試合 23  本塁打 3  打点 13  安打 35  打率 .402

投手賞

能見 篤史
能見 篤史 (阪神タイガース)【3度目】
[成績]  試合 4  3勝0敗0S  防御率 3.18  完投 1

 打者部門は、開幕から巧みなバットコントロールで安打を量産する中日ドラゴンズ・エクトル・ルナ選手が、 出場23試合中21試合で安打を放ち(うち18試合連続安打・前月からは23試合連続安打)、月間4割を超える高打率をマークし、 リーグ唯一月間を勝ち越したチームを牽引する阪神・新井貴浩選手などを抑え、来日1年目にして堂々の初受賞となりました(中日からの打者の受賞は、2012年5月度受賞のブランコ選手(現・横浜DeNA)以来)。
 ルナ選手は、3、4月度も打率.398(45安打)をマークし、5月終了時点でも通算4割をキープして首位打者を快走。 広角に打ち分ける打撃だけではなく、堅実な守備と常に前の塁を狙う積極果敢な走塁で、早くもチームの中心選手となっています。 過去、日本で活躍した外国人打者の多くは、来日当初は日本人投手の投球に手を焼く時期があるものですが、ルナ選手にはその心配は必要ないと思わせる活躍ぶりです。

 投手部門は、首位巨人を猛追する阪神タイガースのエース・能見篤史投手が3勝負けなしの好成績で、自身2011年10月度以来3度目の受賞となりました。
 5月最初の登板となった首位攻防3連戦の初戦(6日(祝)対巨人戦(東京ドーム))では2失点完投、プロ入り初本塁打を放つ投打の活躍で、このカード3連勝となるチームに勢いを付けました。 月間防御率こそ3点台でしたが、これは19日(日)対埼玉西武戦での5回5失点(味方打線の援護により勝利投手)が影響したもので、他3試合は全て7回以上を投げ、2失点以内に抑える安定した投球内容が評価されました。 能見投手の過去2度の受賞は、いずれもシーズンの最終月に受賞しておりましたが、今回、シーズン序盤でのエースの受賞は、今後のチーム成績にも弾みが付くことでしょう。

参考

月間個人打撃成績
選手名 球団 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率
ルナ (中) 23 87 35 3 13 2 .402
新井 貴浩 (神) 23 83 31 6 21 2 .373
ブランコ (ディ) 22 77 28 6 23 0 .364
マートン (神) 23 90 30 2 11 1 .333
中村 紀洋 (ディ) 22 84 28 4 17 0 .333
月間個人投手成績
選手名 球団 試合 完投 完封 勝利 敗戦 奪三振 投球回 自責点 防御率
前田 健太 (広) 5 1 0 3 2 0 0 34 34 8 2.12
菅野 智之 (巨) 4 0 0 2 0 0 0 30 29.2 8 2.43
メッセンジャー (神) 5 1 1 3 2 0 0 24 33 9 2.45
大竹 寛 (広) 4 0 0 3 1 0 0 19 27.1 8 2.63
能見 篤史 (神) 4 1 0 3 0 0 0 24 28.1 10 3.18

◎ルナ、能見両選手の表彰式は、現在未定です。

◎各選手には、
 ☆セントラル野球連盟より記念楯
 ☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。