9月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
打者部門は、東京ヤクルト・川端慎吾選手が入団8年目での初受賞となりました。川端選手は9月度のチーム全試合に先発出場し、23試合中19試合で安打を放ち、マルチ安打10試合(うち猛打賞5試合)を記録、左右に打ち分けるシャープな打撃スタイルで月間打率4割に迫る月間首位打者となる大活躍でした。今シーズンのスワローズは、開幕カード(3月)こそ勝ち越しましたが4月以降は負け越しが続く苦しい戦いとなりましたが、ようやく9月を10勝10敗のタイに持ち込み、川端選手はクリーンアップ(3番=21試合)の一角として、そのチーム成績に大いに貢献しました。同球団からの打者の受賞は、8月度のバレンティン選手に続き2カ月連続受賞となり、同球団の日本人打者としては2011年4月度受賞の宮本慎也選手以来となります。
投手部門は、カープのブライアン・バリントン投手と前田健太投手が16年ぶりのAクラス入り(CS初出場)に向けて熱のこもった投球を披露すれば、スワローズのルーキー・小川泰弘投手は完封を含む2完投と今やエースの風格が漂う投球で、4勝に3投手が並ぶハイレベルな争いとなりました。選考の結果、バリントン投手が4勝負けなし、月間防御率トップ(1.00)の成績が高く評価され、自身2011年4月度以来、2度目の受賞となりました。前回のバリントン投手の受賞は、カープの外国人投手として3人目(ミンチー、ルイスに次ぐ)の受賞でしたが、今回の受賞により同球団の外国人投手初の複数回受賞となり、リーグとしては、ブロス(元ヤクルト)、グライシンガー(現千葉ロッテ)、スタンリッジ(現阪神)に次いで4人目となります。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
川端 慎吾 | (ヤ) | 23 | 89 | 35 | 2 | 16 | 0 | .393 |
飯原 誉士 | (ヤ) | 20 | 71 | 27 | 2 | 15 | 0 | .380 |
梶谷 隆幸 | (ディ) | 25 | 94 | 31 | 7 | 16 | 1 | .330 |
エルドレッド | (広) | 22 | 79 | 26 | 7 | 15 | 1 | .329 |
バレンティン | (ヤ) | 23 | 80 | 23 | 7 | 18 | 0 | .288 |
選手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | S | H | 投球回 | 奪三振 | 自責点 | 防御率 |
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バリントン | (広) | 4 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 27 | 19 | 3 | 1.00 |
前田 健太 | (広) | 5 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 32 | 25 | 6 | 1.69 |
小川 泰弘 | (ヤ) | 4 | 2 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 30.2 | 20 | 8 | 2.35 |
◎川端、バリントン両選手の表彰式は未定です。
◎各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。