7月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
打者部門は、中軸打者としてチームの月間勝ち越し(12勝10敗)に貢献した中日ドラゴンズ・和田一浩選手が、ベテランの持ち味と卓越した打撃を披露し、自身2009年6月度以来、5年ぶり2度目の受賞となりました。(パ・リーグ時代、2006年8月度受賞)
7月度は猛打賞4回を含む9試合でマルチ安打を記録。本塁打7本は広島東洋・エルドレッド選手、横浜DeNA・筒香選手の8本に次ぐ2位で、打点21も筒香選手の打点24に次ぐ2位でしたが、打率.397、長打率.794はリーグトップで、打撃各部門において上位に名前を連ねる安定感抜群の活躍でチームの勝利に貢献しました。中日の打者の受賞は、2013年5月度のルナ選手以来です。
投手部門は、月間4勝をあげた阪神・岩田稔投手と横浜DeNA・久保投手が激しく争いましたが、最後は防御率1.25、投球回数36回がリーグトップで、唯一、敗戦投手となった7月29日(火)対東京ヤクルト12回戦(甲子園)でも8回2失点と好投し、月間5勝をも期待させる安定した投球内容を披露した岩田投手が入団9年目で初受賞となりました。
また月間4勝のうち2勝を首位・読売ジャイアンツからあげていることも大いに評価され、首位攻防を繰り広げている中で、まさにエースの働きと言っても過言ではありません。阪神の投手の受賞は、2013年8月度の藤浪投手以来となります。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
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和田 一浩 | (中) | 20 | 63 | 25 | 7 | 21 | 0 | .397 |
丸 佳浩 | (広) | 21 | 78 | 30 | 5 | 12 | 5 | .385 |
マートン | (神) | 22 | 84 | 32 | 2 | 13 | 0 | .381 |
山田 哲人 | (ヤ) | 21 | 81 | 25 | 6 | 13 | 1 | .309 |
筒香 嘉智 | (ディ) | 20 | 81 | 25 | 8 | 24 | 1 | .309 |
選手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | S | H | 奪三振 | 投球回 | 自責点 | 防御率 |
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岩田 稔 | (神) | 5 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 27 | 36 | 5 | 1.25 |
前田 健太 | (広) | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 20 | 22 | 5 | 2.05 |
メッセンジャー | (神) | 5 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 39 | 33 | 10 | 2.73 |
久保 康友 | (ディ) | 5 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 18 | 29 | 9 | 2.79 |
藤浪 晋太郎 | (神) | 4 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 30 | 28.1 | 14 | 4.45 |
◎和田選手の表彰式は未定です。
◎岩田投手の表彰式は未定です。
◎各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。