• セントラル・リーグ
  • 読売ジャイアンツ
  • 阪神タイガース
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 広島東洋カープ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 中日ドラゴンズ
  • パシフィック・リーグ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • オリックス・バファローズ
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

2022年 表彰選手

2022年3、4月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手

 セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の3、4月度受賞選手が決定いたしました。

 受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
西川 龍馬 (広島東洋カープ)
【初受賞】

 西川選手は、3月29日(火)マツダスタジアムで行われた今シーズン本拠地開幕戦(対阪神タイガース1回戦)において、1対2と1点ビハインドの9回裏、2安打と四球などで1死満塁となった場面で右翼手の頭上を越える安打を放ち、チームを劇的な逆転サヨナラ勝利に導いた。
 広島東洋は3回、小園選手の適時打で先制。リードをもらった広島先発の九里投手は、5回まで無失点の好投を見せる。しかし6回、3連打で満塁のピンチを招くと、内野ゴロと犠飛で2点を失い逆転を許したものの追加点は許さず。7回途中からは黒原投手、松本投手、矢崎投手が無失点の好リリーフを見せた。
 すると9回裏、新外国人のマクブルーム選手が、阪神・ケラー投手から来日初安打となる右前打を放つと、代走の曽根選手が二盗に成功。続く上本選手の四球で1死1、2塁となり、代打・長野選手が投手強襲の内野安打で満塁。ここで阪神は湯浅投手に継投したが、西川選手が逆転サヨナラ打を放ち、本拠地開幕戦の勝利に華を添えた。
 広島東洋からのスカパー!サヨナラ賞受賞は、2021年9月度の坂倉選手以来となり、西川選手は初の受賞となった。

パシフィック・リーグ受賞選手
浅村 栄斗 (東北楽天ゴールデンイーグルス)
【3度目】

 浅村選手は、4月30日(土)楽天生命パークで行われた対福岡ソフトバンク4回戦、6対6の同点で迎えた11回裏、2死2、3塁の場面で右翼手の頭上を越えるサヨナラ適時打を放った。
 この試合、東北楽天は4点を追う9回裏、相手投手の暴投により1点を返す。なお2死1、2塁の場面で1番西川選手が右翼席へ起死回生の3点本塁打を叩きこみ同点とする。
 試合はそのまま延長に入り、迎えた11回裏、マウンドには福岡ソフトバンク5番手の津森投手。2死となってから、西川選手が四球、小深田選手がセンターへの安打で出塁すると一打サヨナラの場面で打席に3番浅村選手を迎える。2ボール2ストライクからの7球目を強振すると打球は右翼手の頭上を越えサヨナラ適時打となった。頼れる主砲の劇的な一打は、今季初の満員御礼となった楽天生命パークの大観衆を興奮の渦に巻き込んだ。自身7度目、東北楽天へ移籍後初のサヨナラ打は、首位を走るチームに更なる勢いを与える一打となった。
 浅村選手は3度目のスカパー!サヨナラ賞受賞となる。