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日本野球機構オフィシャルサイト

2022年 表彰選手

2022年5月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手

 セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の5月度受賞選手が決定いたしました。

 受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
山崎 晃大朗 (東京ヤクルトスワローズ)
【初受賞】

 山崎選手は、5月25日(水)神宮球場で行われた対北海道日本ハムファイターズ2回戦において、4対6と2点ビハインドで迎えた9回裏、無死二、三塁の場面で、劇的な右翼席への逆転サヨナラ3点本塁打を放ち、チームを4連勝に導いた。
 東京ヤクルトは3点を追う7回、無死満塁のチャンスを作ると、長岡選手、代打・濱田選手の連続タイムリーで試合を振り出しに戻したが、次の回にすぐ勝ち越しを許した。
 しかし、4対6で迎えた9回裏、死球と塩見選手の左翼線への二塁打で無死二、三塁とすると、山崎選手が北海道日本ハムの守護神・北山投手の3球目を捉え、右翼席に飛び込む今季1号逆転サヨナラ3点本塁打を放った。前日、村上選手の延長11回サヨナラ2点本塁打に続く、連夜のサヨナラ勝ちを収めた。
 東京ヤクルトの2試合連続サヨナラ本塁打での勝利は、1988年6月15日、18日に記録して以来、34年ぶり。
 また、東京ヤクルトからのスカパー!サヨナラ賞受賞は、2021年10、11月度の山田選手以来となり、山崎選手は初の受賞となった。

パシフィック・リーグ受賞選手
栗山 巧 (埼玉西武ライオンズ)
【2度目】

 栗山選手は、5月29日(日)ベルーナドームで行われた対横浜DeNAベイスターズ3回戦、2対2の同点で迎えた9回裏、先頭打者の代打として打席に立ち、右翼席へサヨナラ本塁打を放った。
 この試合、埼玉西武は3回に山川選手の犠飛で先制、4回に岸選手のソロ本塁打でリードを広げるが、5回と6回にそれぞれソロ本塁打を浴び、2対2の同点に追いつかれる。その後、両チーム中継ぎ陣が粘りの投球を見せ、試合は膠着状態のまま9回の攻防へ。埼玉西武は増田投手が3者凡退に抑え、9回裏の攻撃を迎える。マウンドには横浜DeNAの平田投手。埼玉西武は先頭打者の代打として栗山選手を打席に送る。2球で2ストライクと追い込まれてからの3球目、低めのフォークボールをすくい上げると打球は右翼席へ飛び込むサヨナラ本塁打となった。
 プロ21年目、頼れるベテランの今季1号の劇的弾は、チームに勢いを与える価値ある一打となった。2017年8月17日以来、自身3度目となったサヨナラ本塁打でチームは今季初のサヨナラ勝ちを収めた。
 栗山選手は2017年8月度以来、2度目のスカパー!サヨナラ賞受賞となる。