伊藤投手は3、4月度5試合に先発登板し、全ての試合で6回以上投げ、自責点3以下に抑えるクオリティ・スタートを記録。リーグ2位タイの3勝を挙げた。
入団4年目で初の開幕投手となった3月29日・千葉ロッテ戦では、6回4安打無失点9奪三振の好投で今季初勝利を挙げ、チームに2019年以来となる開幕戦勝利をもたらした。続く4月5日・埼玉西武戦では7回2失点で自身に勝ち星こそつかなかったが、チームのサヨナラ勝利に繋がる力投を見せた。その後の試合でも安定感のある投球で試合を作り、3、4月度に伊藤投手が先発した5試合全てでチームは勝利を収める結果となった。ゲームメーク能力に長ける頼れるエースの活躍は、2016年以来のリーグ優勝を目指すチームの開幕ダッシュに大きく貢献した。
プロ4年目で初の受賞。
柳田選手は3、4月度、チームの全26試合に出場。リーグトップの打率.323、出塁率.462、リーグトップタイの30安打、リーグ2位の22打点の好成績を残した。
3、4月度は全試合に3番打者として出場し、26試合中20試合で安打(7試合でマルチ安打、うち3試合で猛打賞を記録)、14試合で打点を記録。さらに、7本の殊勲安打を放つなど、主軸としてチームの勝利に貢献した。特に印象的だったのは、4月29日・埼玉西武戦。2点ビハインドで迎えた9回裏、二死一、二塁の場面で右中間へ劇的なサヨナラ3点本塁打を放ち、チームを3試合連続のサヨナラ勝利に導いた。14年目を迎えるチーム最年長野手は、4年ぶりのリーグ優勝に向け今季も打線をけん引する。
2021年9月度以来9度目の受賞。
伊藤投手 … 5月23日(木)北海道日本ハム対オリックス(エスコンF 18:00)試合開始前
柳田選手 … 5月31日(金)福岡ソフトバンク対広島東洋(みずほPayPay 18:30)試合開始前
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー