武内投手は5月度4試合に先発登板し、リーグトップの防御率0.63、リーグトップタイの3勝を記録するなど、好成績を残した。
3日・福岡ソフトバンク戦で、8回4安打無失点8奪三振の快投をみせ白星を飾ると、11日・東北楽天戦でも7回1失点で勝利投手となる。続く19日・福岡ソフトバンク戦では、完封勝利目前で降板となり、白星こそ上げられなかったが、9回途中1失点の好投を披露した。プロ入り初の日本生命セ・パ交流戦での登板となった30日・中日戦では、6回途中無失点とセ・リーグ相手にも堂々たる投球で、開幕から続く自身の連勝を4に伸ばした。新人投手が先発登板のみで開幕4連勝を記録したのは球団史上初。デビューから躍進を続けるドラフト1位ルーキーは日に日に存在感を増し、チームを支える活躍を見せている。ルーキーの受賞は、パ・リーグでは2015年8月度の髙橋光成投手(埼玉西武)以来。
栗原選手は5月度、21試合に出場。リーグトップの打率.373、出塁率.444、長打率.672、リーグトップタイの16打点、9二塁打の好成績を残した。
5月度は19試合にスタメン出場(代打で2試合に出場)し、15試合で安打(うち8試合で複数安打)、10試合で長打を放つなど、打棒が爆発。月間トップのOPSを記録した。特に印象的だったのは、21日・東北楽天戦。第1打席で2点二塁打、第2打席で本塁打、第3打席で適時打を放つと、第4打席では、球団として8年ぶりとなる、1試合20得点目に到達する2点本塁打を右翼席へ突き刺した。栗原選手はこの日、2本塁打を含む4安打6打点の大暴れ。開幕から調子が上がらず苦しんでいた栗原選手であったが、5月で完全復活を果たし、首位を走るチームに更なる勢いを与える活躍を見せた。プロ10年目で初の受賞。
武内投手 … 未定
栗原選手 … 6月22日(土)福岡ソフトバンク対千葉ロッテ(みずほPayPay 14:00)試合開始前
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー