モイネロ投手は6月度4試合に先発登板し、リーグトップの防御率0.67、リーグトップタイの3勝、奪三振34を記録するなど、好成績を残した。
自身初の日本生命セ・パ交流戦での先発登板となった7日・横浜DeNA戦にて、8回5安打1失点の好投を見せ白星を飾ると、14日・阪神戦でも7回無失点12奪三振の快投で勝利投手となる。6月最終登板となった30日・北海道日本ハム戦で6回無失点7奪三振と見事な投球を披露し、自身3連勝を記録。長年に渡り、リリーフとしてチームを支えていた助っ人左腕が、今季は先発ローテーションの軸としてチームの首位独走に貢献している。
来日8年目で初の受賞。パ・リーグの外国人投手の受賞は2021年5月度のN.マルティネス選手(福岡ソフトバンク)以来。
近藤選手は6月度23試合に先発出場。リーグトップの打率.413、7本塁打、打点23、長打率.773、出塁率.516の好成績を残した。
6月度は全23試合に5番打者としてスタメン出場し、月間7本塁打を含む、23試合中20試合で安打(うち8試合でマルチ安打、3試合で猛打賞を記録)、14試合で打点を記録するなど、中軸として打線をけん引した。また、月間6本の殊勲打(先制打3、同点打1、勝ち越し打1、サヨナラ打1)を放ち、勝負強さも発揮した。特に印象的だったのは、6月2日・広島東洋戦。3対3の同点で迎えた10回裏、二死一塁の場面でライトスタンドへのサヨナラ2点本塁打を放ち、チームに勝利をもたらした。
2023年8月度以来3度目の受賞。福岡ソフトバンクからの投打同時受賞は14年7月度の投手・五十嵐亮太選手、打者・内川聖一選手以来10年ぶりとなる。
モイネロ投手 … 未定
近藤選手 … 未定
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー