投手部門は、広島東洋カープ・大瀬良大地投手が2022年3、4月度以来となる3度目の受賞。
大瀬良投手は、4試合に先発登板し、29.1回を投げ驚異の防御率0.00を記録。6月7日・千葉ロッテ1回戦では、持ち味の打たせて取る投球で、自身、そしてマツダスタジアム開場以来初となる無安打無得点試合を達成。その後も無失点投球を続け、5月31日・福岡ソフトバンク1回戦の2回から始まった連続無失点記録は6月終了時点で35.1回となった。ここ数年、怪我に苦しんだ右腕の復活が、首位を走るチームに勢いを与えた。
5月度の床田寛樹投手に続き、2カ月連続で広島東洋の投手が受賞。広島東洋からの投手2カ月連続受賞は、2018年7月度のK.ジョンソン投手、8月度のG.フランスア投手以来。
打者部門は、横浜DeNAベイスターズ・T.オースティン選手が2021年6月度以来となる3度目の受賞。
オースティン選手は、リーグ1位の8二塁打、17打点、長打率.654、5本塁打(1位タイ)、さらには、リーグ3位の打率.346、28安打を記録。6月4日から18試合連続安打で6月を締めくくり、月間を通して自慢の打撃力を披露した。16日・埼玉西武3回戦では、本塁打を含む3安打2打点の活躍を見せ、チームは7連勝。22日・阪神10回戦では、逆転3点本塁打を含む4打点の活躍で勝利に貢献した。チームは5月終了時点で4位と苦しんでいたが、6月は月間首位となる13勝8敗で2位に浮上。来日5年目を迎えた主軸が、1998年以来の優勝に向けてチームをけん引する。
打者部門での横浜DeNAからの受賞は、昨年8月度受賞の牧秀悟選手以来。
大瀬良投手 … 未定
オースティン選手 … 7月26日(金)横浜DeNA対読売(横浜 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー