投手部門は、中日ドラゴンズ・髙橋宏斗投手が入団4年目で初受賞。
髙橋宏投手は、4試合に先発登板し、勝利数、投球回、防御率、奪三振においてリーグトップ、32回を投げ圧巻の防御率0.00と抜群の成績を収めた。7月5日・広島東洋11回戦では、99球で完封勝利。続く12日・阪神13回戦、19日・読売14回戦では2試合連続で8回無失点、二桁奪三振を記録した。30日・東京ヤクルト15回戦では7回無失点で、自己最多となる8勝目を記録。6月28日・横浜DeNA戦の6回から続く連続無失点記録を33まで伸ばした。今季は開幕を二軍で迎えたが、今はチームの勝ち頭となり、7月は連敗を3度止めるなど、若き剛腕がエースの自覚を示した月間となった。
投手部門での中日からの受賞は、2024年3、4月度受賞のR.マルティネス投手以来。
打者部門は、横浜DeNAベイスターズ・佐野恵太選手が2020年8月度以来となる2度目の受賞。
佐野選手は、リーグトップの打率.379、33安打、9二塁打を記録。5試合連続を含む13度のマルチ安打、7月7日から12試合連続安打を放つなど、月間を通して安定した打撃力を披露した。5日・阪神11回戦では、延長10回に決勝点となる勝ち越し適時打を放ち、勝利に貢献。9日・中日12回戦では先制の3点本塁打を放つ活躍を見せた。7月終了時点でリーグトップの24二塁打を記録するチームの中心選手が持ち味を発揮し、リーグトップのチーム打率.253(7月終了時点)を誇る強力打線をけん引した。
横浜DeNAからは6月度のT.オースティン選手に続き、2カ月連続受賞。横浜DeNAからの打者部門の2カ月連続受賞は2020年8月度の佐野恵太選手、9月度梶谷隆幸選手、10、11月度T.オースティン選手(3カ月連続受賞)以来となる。
髙橋宏投手 … 8月16日(金)中日対阪神(バンテリンドーム 18:00)の試合開始前
佐野選手 … 未定
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー