セントラル、パシフィック両リーグが制定するスカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞(協賛:スカパーJSAT株式会社、以下「本賞」)の今年度の受賞選手が決定いたしました。
本賞は、レギュラーシーズンを通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手(セ・パ両リーグの各1選手)に贈られます。選考は昨年に引き続き、月間「スカパー!サヨナラ賞」の全12プレー中から、ファン投票により選出されました。
受賞両選手にはそれぞれオリジナルトロフィーと賞金200万円が贈られます。
赤羽選手は、7月21日(月・祝)神宮で行われた対広島東洋13回戦、4対6で迎えた9回裏、二死一、三塁の場面で、レフトポール直撃の劇的な逆転サヨナラ3点本塁打を放った。
東京ヤクルトは初回に先制を許し、その後も追加点を奪われ試合は5回終了時点で1対5と苦しい展開。6回表にも1点を追加されたが、その裏に山田選手が球団記録に並ぶ通算304号の2点本塁打で反撃開始。7回にも1点を返し、4対6で迎えた9回裏、窮地に立たされた東京ヤクルト打線は、二死一、三塁のチャンスを作ると、この試合ここまで2安打の赤羽選手に打席が回る。広島東洋・ハーン投手が投じた初球の変化球を捉えた打球は、レフトポールを直撃する劇的な逆転サヨナラ3点本塁打となった。赤羽選手のプロ初となるサヨナラ本塁打で、チームを4連勝に導いた。
郡司選手は、4月11日(金)エスコンFで行われた対埼玉西武4回戦、0対0のままで迎えた延長12回裏、二死二塁の場面でライトスタンドへ劇的なサヨナラ2点本塁打を放った。
この試合、北海道日本ハム先発の山﨑福也投手、埼玉西武先発の今井投手、共に8回まで無失点投球と息詰まる投手戦となる。9回からは両チームリリーフ陣が完璧な継投でスコアボードには0が並ぶ。迎えた延長12回裏、北海道日本ハムは二死走者なしから、万波選手が四球で出塁。1点が欲しいベンチは、代打に郡司選手、一塁ランナーに代走松本剛選手を送る。2球目に、松本剛選手が盗塁を決め、二死二塁とし、打席の郡司選手に全てを託す。追い込まれてからの4球目を捉えると、打球はライトスタンドに吸い込まれ、劇的なサヨナラ2点本塁打となった。土壇場からの一振りで延長12回の激闘に終止符を打った。