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日本野球機構オフィシャルサイト

「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン

セ・パe交流戦 前節 試合結果

2020年12月19日(土) ヤクルト-西武 第1試合(クラウン)
  1 2 3 4 5 H E
埼玉西武 1 0 0 1 1 3 6 0
東京ヤクルト 2 0 1 0 0 3 8 0
【バッテリー】
[L] 髙橋光成、宮川、十亀、平井、森脇、ギャレット、平良、増田 - 森、岡田
[S] 杉山、星、梅野、石山、マクガフ、長谷川 - 中村
【本塁打】
[L] 森(1回ソロ)
[S] 廣岡(1回2ラン)
出場プレイヤー
[L] 加藤誉士典
[S] 大川泰広
戦評

昨年はともにヤクルト代表として戦ったプレイヤーによる対戦となったこのカードは、1点を争うゲームになるも両軍譲らず。昨シーズンに引き続きドロー決着となった。
先手を取ったのは西武・加藤。1回表、ヤクルト先発・杉山の失投を見逃さず森でライトへソロホームランを放ち、古巣から1点を先制する。
しかしその裏、ヤクルト・大川もヒットの坂口を一塁に置き、4番・廣岡の逆方向への2ランホームランですぐさま逆転に成功。さらにヤクルトは3回裏、3本のヒットを集めて1点を追加し3対1とリードを広げた。
追いかける西武も4回表、無死1、3塁から併殺打の間に1点を返すと、最終5回表にはOB選手・辻と代打・栗山の連打で作ったチャンスに金子のタイムリーヒットが生まれ同点に。なおも走者を1、3塁に置いた状況で西武・加藤はダブルスチールを敢行するが、これはヤクルト・大川が冷静なカットプレーで本塁封殺し勝ち越し点はならず。5回裏には西武も3投手のリレーでヤクルトの代打攻勢をしのぎ、試合は引き分けに終わった。
ヤクルト・大川は2年連続の西武戦引き分け。西武・加藤は負けられない古巣との対戦で、ベンチ入り7投手を使い切る執念の継投が実った。

2020年12月19日(土) 巨人-ソフトバンク 第1試合(クラウン)
  1 2 3 4 5 H E
福岡ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0
読 売 0 1 0 4 X 5 12 0
【バッテリー】
[H] 椎野、甲斐野、森、モイネロ、高橋礼 - 甲斐
[G] サンチェス - 小林
出場プレイヤー
[H] 原健四郎
[G] 坂東秀憲
戦評

巨人対ソフトバンクのセ・パe交流戦。巨人・坂東がeBASEBALLプロリーグ史上初となる完投での完全試合を達成し、現実の日本シリーズでの借りを返す白星を挙げた。
この試合の主役となったのは巨人・坂東が操る先発のサンチェス。1番にOB選手の村松が入るなど強打者が並ぶソフトバンク打線に対して、速球と落ちるボールのコンビネーションで狙いを絞らせず、凡打の山を築いていく。
打線も2回に丸のライト前へのタイムリーヒットで1点を先制すると、4回裏には送りバントを挟んでの4連打などで4点を追加し、12安打5得点とサンチェスを援護。これで勢いのついた巨人・坂東はソフトバンク・原の攻撃を完全にシャットアウトし、大記録のかかった5回表も三人で仕留め完全試合を達成。昨季のロッテ・清野以来、1投手の完投としてはeBASEBALLプロリーグ史上初となるパーフェクトゲームとなった。
サンチェスを操り完全試合の巨人・坂東は、打っても12安打のうち11本が単打という徹底した繋ぐ野球で完勝。球団職員として現実の日本シリーズのリベンジを、eBASEBALLプロリーグの舞台で果たしてみせた。

2020年12月19日(土) 中日-日本ハム 第1試合(クラウン)
  1 2 3 4 5 H E
北海道日本ハム 0 2 0 0 0 2 5 0
中 日 0 0 0 0 0 0 1 0
【バッテリー】
[F] バーヘイゲン、井口 - 清水、黒羽根
[D] 大野雄大、田島、柳、祖父江、R・マルティネス - A・マルティネス
出場プレイヤー
[F] 木滑達也
[D] 嶋崎幹
戦評

両チーム投手陣による投げ合いとなったゲームはワンチャンスを得点に繋げた日本ハムが勝利し、今季のe交流戦チーム初白星を挙げた。
日本ハム・木滑が先発マウンドを託したバーヘイゲンは初回、中日打線から2三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せる。
対する中日・嶋崎は先発にエース・大野雄大を起用するが、2回表に先頭打者のヒットから1死1、3塁のピンチを招き、8番の中島卓に先制のレフト前タイムリーを浴びると、続く9番・バーヘイゲンの打席ではエンドランを許し、さらに1点を献上。続く中田のスクイズは失敗に終わったものの、日本ハムに2点のリードを許した。
その後は立ち直りを見せ日本ハム打線に追加点は許さなかったが、攻撃面ではバーヘイゲンを打ち崩すことが出来ず4回まで1安打。最終5回裏にはリリーフした井口の前に三者凡退に倒れ、完封負け。2対0と日本ハムが勝利した。
今季初白星の日本ハム・木滑は序盤のチャンスから積極策に出る勝負勘が冴え、3シーズン目の経験値を見せつける勝利。敗れた中日・嶋崎は、下位打線に連続タイムリーを浴びる悔しい敗戦となった。