セ・パ誕生60周年記念として、11月22日(日)に東京ドーム(14:00試合開始)で開催される、「U-26NPB選抜(SAMURAI JAPAN U-26)対大学日本代表」の大会概要発表記者会見が31日、東京文京区の東京ドームホテルで行われました。
U-26NPB選抜の監督を東京ヤクルトの高田繁監督、大学日本代表の監督は近畿大の榎本保監督が勤めることが発表され、両監督らが抱負を語りました。
プロと大学の選抜チームによる画期的な試合が実現したことに、日本プロフェッショナル野球組織の加藤良三コミッショナーは、 「セ・パ誕生60周年の今年に歴史的な試合の開催を検討していた。大学側のご理解もあって実現できたことに感謝します。日本のプロ野球の底辺を支えているのはアマチュア野球であり、高校野球を含め、日本学生野球協会との交流を健全な形で進め、関係のさらなる改善にも必ずいい影響があると思っている。今後も大学側とご相談しながら、できることであればこういった交流をさらに続けて行きたい」とあいさつ。 全日本大学野球連盟の八田英二会長も「記念すべき歴史的な試合。学生にとっても刺激的な大会になる」と喜びました。
大学(明治大)出身の現役監督で最年長ということもあり、U-26NPB選抜を率いることになった高田監督は、「候補選手リストを初めて見たが、(24選手を)選ぶのに頭を痛めそう。1ゲームではもの足りないので2、3ゲームやってもいいくらい」。 大学日本代表監督の榎本監督は「野球の技術を磨き、プロの精神的な強さを含めて吸収できる貴重な機会。プロ側がこういった門戸を開いていただいたおかけで大学側にも明るい道が開けていくと思う」と感謝。 しかし、勝負については「学生の投手陣は相当な力を持っている。プロに一泡吹かせたい」と強気のコメント。 一方の高田監督も「プロ側としても自信はある。初めての大会ということで、ファンに喜んでいただけるゲームをしたい」と話しました。