プロ、アマは21年間に渡り「野球指導者講習会(BCC)」を共催し、ここ数年は公益社団法人全国野球振興会(OBクラブ)、一般社団法人日本プロ野球選手会を加え、資格を取得できるようにするなど協力して取り組んできた。本委員会はこの流れを踏襲し、さらにNPBで活動中の「野球普及・振興作業部会」のメンバーを加えた構成となる。
なお、オブザーバーとして独立リーグのBCリーグ、四国アイランドリーグplus、日本女子プロ野球リーグ、日本プロ野球名球会、世界少年野球推進財団も加わり、まさに日本球界が一体となって普及・振興策について中身の濃い議論を行う。
野球日本代表「侍ジャパン」は既に全世代が同じユニホームを着用するなどの活動を行ってきた。さらに侍ジャパンの活動の活性化・充実をはかるため本委員会では、U-12からトップチーム、女子に至るまで日本代表として最高の選手の選出に向けて審議をする。基本的には各カテゴリーで中心となる選手が所属する団体が監督、選手らを選考することとなるが、U-23など各団体をまたがるチーム編成などについては本委員会で検討する。
また、将来はトップアスリート育成に向け、医学的なサポートも含めたプログラムの構築なども検討する予定。
野球日本代表「侍ジャパン」のさらなる価値向上を高めることを目的とし、円滑な大会運営などを基軸に国内野球市場の拡大を目指す。
また、将来的には国際的な野球の価値向上により、インバウンドを含めた市場拡大の観点からも日本野球の魅力をより一層高めていくことなどを検討する。
野球の国際組織における日本の存在価値を高められるような人材育成をはじめ、国際大会における審判員、技術委員、記録員の養成や、諸外国の連盟、団体、機関との交渉、野球の国際的な普及に向けた事案を検討する。
野球における医学的知識の普及・向上や、野球のルール改正や解釈に関する協議、統一。審判員、記録員、場内アナウンス、球場管理、グラウンド整備まで野球競技に関係するあらゆる運営面の知識の共有、共通化などを目的とする。