広島東洋カープが25年ぶり7度目のセ・リーグ優勝
セントラル・リーグは10日、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた広島東洋カープが、東京ドームで行われた対読売ジャイアンツ22回戦に6-4で勝ち、25年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を決めました。9月10日での優勝決定は、2リーグ制以降、1990年・読売に次ぎ2番目の早さでの決定となりました。
これで広島東洋は、10月12日(水)から始まるクライマックスシリーズ・ファイナルステージからの出場が決定、7度目の日本シリーズ出場を目指します。
熊﨑勝彦コミッショナーのコメント
前回のリーグ優勝から25年という長い歳月が経ちました。この優勝から遠ざかっていた間には、球界ではFA制度が出来、度々チームの中心選手が他球団へ移籍しました。また、15年連続Bクラスなど幾多の試練の時もありました。しかし、その全てを乗り越え、歓喜の瞬間を迎えた緒方監督をはじめ、コーチ、選手、スタッフ、球団職員の皆様に心からお祝いを申し上げます。
今や本拠地のみならず、セ・リーグの各球場を熱心なカープファンが真っ赤に埋め尽くすその様子は、まさに球団の野球に対する真摯な姿勢、地道な努力が実を結んだ成果だと思います。
この優勝を礎として、更にカープ野球がセ・リーグを牽引するよう、心から期待しております。