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「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」開催 MVPはパが山川穂高、セが丸佳浩!

 2018年プロ野球の掉尾を飾る年間表彰式「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が11月27日、都内ホテルで開催された。会場ではチケットを購入したファンも観戦。シーズンを沸かせたタイトルホルダーらが一堂に会し、華やかな雰囲気に包まれた。

 今季、最も活躍した選手へ贈られる最優秀選手(MVP)にパ・リーグは山川穂高(西武)、セ・リーグは丸佳浩(広島)が選ばれた。山川は初受賞、丸は08~09年のラミレス(巨人)以来の2年連続2回目の受賞となった。

 今季、10年ぶりの優勝を果たした西武で不動の四番としてチームをけん引した山川。47本塁打を放ってタイトルを獲得し、一気に球界の主役に躍り出た。「まさか獲れるとは思っていなかったので、すごくうれしいです。来年も獲れるように頑張りたいと思います」と謙虚に受賞の感想を述べた。

 三番を任された丸は今季、ケガによる戦線離脱があり、18試合に欠場したが本塁打は16本増の39本。自己最多の97打点もマークし、広島のリーグ3連覇に貢献した。「大変、光栄に思います。こういう賞を取るのは難しいと思いますが、またこの場に立てるように頑張りたい」と丸。来季は1976~78年の山田久志(阪急)、94~96年のイチロー(オリックス)に続く史上3人目の3年連続受賞を目指していく。

 新人王にはパは田中和基(楽天)、セは東克樹(DeNA)が選出された。

 楽天では田中将大(07年)、則本昂大(13年)に次いで3人目、野手としては初受賞となった田中和基。投票では2位の山本由伸(オリックス)には42票差をつけた。2年目の今季は打率.265、18本塁打、45打点、21盗塁をマーク。「本塁打と盗塁の数が評価されたと思います。来年はもっと増やしたい。来年の僕の姿は注目されると思うので、この賞をいただいたことに恥じない活躍ができるようにしたい」と気を引き締めた。

 開幕から先発ローテーションに加わり、最後までその座を守り切った東。11勝5敗、防御率2.45はリーグ2位、勝率.688はリーグトップタイと堂々たる数字を残したが、投票でも有効投票294票のうち290票を獲得、圧倒的な評価を受けた。「満足することなく、さらなる高みを目指したいです。『東はこの1年で終わった』と言われないように頑張ります」と前を見据えた。

 また、最優秀監督賞として両リーグ優勝監督の辻発彦監督(西武)、緒方孝市監督(広島)、功労賞として今季限りで引退した松井稼頭央(西武)、新井貴浩(広島)、杉内俊哉、山口鉄也(巨人)、岩瀬仁紀、荒木雅博(中日)が表彰された。さらに、プロ野球史上、前人未到となる1000試合登板を記録した岩瀬がコミッショナー特別賞、3度目のトリプルスリーを達成した山田哲人(ヤクルト)がリーグ特別賞に輝き、今季NPBで12年ぶりの勝利を挙げるなど6勝をマークした松坂大輔(中日)がカムバック賞に選ばれた。