野球殿堂入り顕彰者を対象とした「学生野球資格回復研修特例」を実施
本日、野球殿堂入りしたプロ野球顕彰者を対象とする「学生野球資格回復研修特例」を野球殿堂博物館と東京ドームホテルで行い、米田哲也氏、権藤博氏、大野豊氏、金本知憲氏の4名が参加されました。
プロ野球出身者が学生野球を指導する際に必要となる「学生野球資格」を取得する制度に関して、野球殿堂入り顕彰者に対する特例措置として手続きが簡略化されたことを受け、2017年5月、2019年6月以来、3度目となるNPBプロ研修特例を実施しました。
前回同様、プロ側の研修として「プロアマの歴史」「新人獲得ルール」「高校生の体とケガ予防」「指導者の役割」の講義を行い、今後は学生野球協会への課題提出、適正認定申請の手続きを経て「学生野球資格」が回復されることとなります。
参加者コメント
米田哲也氏
「(学生野球資格の取得は)ボランティアが目的です。母校にも顔を出すことができます。投手であれば、ボールを投げることができる筋力をつけることが第一だと思います。」
権藤博氏
「高校野球と社会人野球の経験のおかげでプロ入りできました。感謝の気持ちと何かアドバイスでもできればと思い、資格取得を行いました。ルールを守って、楽しくやりたいと思います。」
大野豊氏
「学生たちに自分の経験を伝え、学生たちが更に野球に興味を持ち、自信につながればと思います。野球界への恩返しができれば何よりです。野球の技術だけでなく、人としての教育(心のコントロール)もし、コミュニケーションも大事にしたいです。」
金本知憲氏
「プロとの交流・指導でやはりアマチュアの可能性をもっと引き出せる機会を持ちたいと考えておりました。今後、アマチュアとの接触機会を増やしていきたいと思っています。」