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「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン試合結果<開幕戦 セ・リーグ:S-DB>

2020年12月5日(土) ヤクルト-DeNA 第1試合(神宮)
 12345HE
横浜DeNA00000030
東京ヤクルト2003X570
【バッテリー】
[DB]今永、平田、国吉、山﨑康、坂本 - 嶺井
[S]杉山、梅野、清水 - 西田、中村
【本塁打】
[S]廣岡(1回2ラン)
出場プレイヤー
[DB]大茂英寿
[S]大川泰広
戦評

eBASEBALLプロリーグ2020年シーズンの開幕戦は、ヤクルトのキャプテン・大川がDeNAの大茂を下し、連覇へ向けて好スタートを切った。
1回裏、ヤクルト・大川が4番に起用した廣岡の豪快な2ランホームランで幸先よく先制すると、守備でも杉山を操っての精密な投球で強力ベイスターズ打線に的を絞らせず。2回以降はお互いに持ち味とする投球が光り、開幕戦らしい緊張感を保ったまま試合は終盤へと進んだ。
試合が動いたのは4回裏、ヤクルトの攻撃。DeNAの3番手・国吉から塩見がシングルヒットと盗塁でチャンスメイクすると、西浦がセンターオーバーのタイムリーツーベースを放ち追加点。さらに続くチャンスでヤクルト・大川が巧みな流し打ちを連発し、ダメ押しとなる2点を追加。勝負を決めた。
ヤクルトが継投でDeNAを零封し、5-0と快勝。初年度は西武、昨年はヤクルトでリーグ優勝を経験している“優勝請負人”の大川が、自身3年連続のリーグ優勝へ貴重な開幕勝利を挙げた。

2020年12月5日(土) DeNA-ヤクルト 第2試合(横浜)
 12345HE
東京ヤクルト00010130
横浜DeNA2424X12160
【バッテリー】
[S]奥川、寺島、長谷川、星、梅野、清水、小川 - 西田
[DB]平良、国吉、エスコバー、三嶋 - 嶺井、戸柱
【本塁打】
[DB]佐野(2回2ラン)、オースティン(2回2ラン)
出場プレイヤー
[S]高良匡史
[DB]辻晴
戦評

昨季打点王のヤクルト・高良にルーキーのDeNA・辻が挑んだ開幕カード第2試合は、圧倒的な破壊力を見せつけたDeNAが勝利した。
初回から試合は動いた。1回裏、DeNA・辻が操るベイスターズが先頭打者・梶谷の2ベースで出塁すると、ソトと嶺井にタイムリー2ベースが飛び出し2点を先制する。続く2回裏には代打で登場した佐野がライトスタンドへ2ランホームラン、さらに2アウトからオースティンにも2ランホームランが飛び出し、6-0と大きくリードを広げた。
乗ったDeNA打線はその後もヒットを量産。序盤からの代打やスクイズなど積極策も的中し、終わってみれば毎回得点となる16安打12得点を記録。守っては“好調”で先発した平良から4投手の小刻みな継投でヤクルト・高良の反撃を1点に抑え大勝した。
チームに今季初勝利をもたらすと共に、DeNA・辻にとっては嬉しいプロリーグ初勝利となった。対する昨季打点王の高良は処理が難しい打球が続くなど、守備でペースを掴めず、得意の打撃戦へ持ち込むことが出来なかった。

2020年12月5日(土) ヤクルト-DeNA 第3試合(クラウン)
 12345HE
横浜DeNA00022480
東京ヤクルト01100260
【バッテリー】
[DB]濵口、国吉、坂本、齋藤、伊勢、三嶋 - 嶺井、戸柱
[S]大西、高橋、石山、梅野、小川 - 西田
【本塁打】
[DB]ソト(5回2ラン)
[S]村上(3回ソロ)
出場プレイヤー
[DB]山本遼太郎
[S]矢吹圭介
戦評

一勝一敗で迎えたカード第3試合はベテランプレーヤー同士の対戦に。強気で攻め切ったDeNA・山本が2年ぶりのプロリーグで復活の白星を挙げ、チームをカード勝ち越しへと導いた。序盤はスモールベースボールが信条のヤクルト・矢吹が流れを掴んだ。2回裏に代打の中山がレフト前に弾き返して先制に成功。3回裏には村上で内角のストレートを完璧に捉えライトへソロホームラン。リードを2点に広げた。
これで試合はヤクルトペースかと思われたが、4回表にDeNA・山本がソト、佐野の連続2ベースで反撃の狼煙を上げると、宮﨑にも中越えのタイムリー2ベースが飛び出し一気に同点に追いついた。
試合が決したのは最終回、先攻のDeNA・山本操るソトが二死から速球をバックスクリーンへ叩き込み、これが値千金の決勝2ランホームランに。最後は守護神・三嶋が締め、ベイスターズのユニフォームでは初めてとなる勝利を飾った。