「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン試合結果<開幕戦 パ・リーグ:E-L>
2020年12月6日(日) 楽天-西武 第1試合(楽天生命パーク)
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【バッテリー】
[L] |
宮川、國場、田村、ギャレット、平良、浜屋 - 森 |
[E] |
則本、DJ、森原、松井 - 足立 |
【本塁打】
[L] |
スパンジェンバーグ(2回ソロ) |
[E] |
浅村(1回2ラン) |
出場プレイヤー
戦評
楽天と西武の開幕戦。楽天からは昨シーズンのパ・リーグ首位打者、井上が登場。対する西武のプレイヤーはプロテストを高打率で通過した香川。戦前の予想通り激しい打撃戦となったゲームは、粘り強く守った西武が先勝した。
1回表、則本の立ち上がりを攻める西武は源田、森、山川が3者連続のセンター前ヒットを放ち、1点を先制。しかし楽天も1回裏、先頭の島内がヒットと盗塁でチャンスメイクすると、浅村がセンターへ2ランホームランを放ち、僅か4球で逆転に成功する。勢いに乗る楽天・井上はなおも攻め立て2死満塁とするが、ここは茂木が倒れ追加点はならず。
すると2回表にスパンジェンバーグがソロホームランを放ち西武が試合を振り出しに戻すと、3回表には粘り強いバッティングで集中打を浴びせ一挙に3点を追加する。追う展開となった楽天は毎回のように走者を得点圏まで進めるものの、反撃は4回に島内のタイムリー2ベースで奪った1点のみ。両軍合わせて19安打が飛び交った乱打戦を西武が5-3で制した。
楽天・井上は打撃精度は悪くなかったが特大のファールや野手の正面への打球もあり、大量点に繋げられず。西武・香川は最終回に不調の浜屋をクローザーとして投入するなど、総力を動員してプロリーグ初戦を白星で飾った。
2020年12月6日(日) 西武-楽天 第2試合(メットライフ)
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【バッテリー】
[E] |
髙田、石橋、由規、森原、涌井 - 太田 |
[L] |
髙橋光、十亀、浜屋、平井、平良、増田 - 森、岡田 |
【本塁打】
[E] |
浅村(5回ソロ) |
[L] |
山川(4回3ラン) |
出場プレイヤー
戦評
楽天と西武の開幕第2試合は両チームのキャプテンが登場。昨シーズンのパ・リーグ最優秀防御率を獲得した楽天・三輪がチーム初勝利を狙ったが、ドラフト1位で西武へ加入した町田が勝負強さを発揮し、逆転勝ちを収めた。
楽天・髙田と西武・高橋光成の両先発でスタートした試合は、1回。2回と楽天・三輪が得点圏に走者を進めるも、先制点は奪えず。試合は終盤までゼロ行進で進んでいった。迎えた4回、楽天が島内への四球から盗塁と四球、送りバントでチャンスを広げると、代打・鈴木の内野ゴロが相手の野選を誘い、ノーヒットで先制に成功した。
4回裏、逃げ切りを狙う楽天・三輪は無死1塁で石橋をマウンドに送るが、西武・町田が高木で鮮やかなエンドランを決め無死1・3塁と好機拡大。そして迎えた3番・山川がストレートを豪快にレフトへ3ランホームラン。一振りで逆転に成功した。
最終回、楽天も浅村のソロホームランをきっかけに一打同点のチャンスを迎えたが、守護神・増田が代打・内田を打ち取り、西武が3-2で逃げ切った。
西武・町田は昨年ロッテをリーグ優勝へ導いた活躍そのままに開幕白星。楽天・三輪は丁寧に投げたが山川への1球が痛恨のミスピッチとなった。
2020年12月6日(日) 楽天-西武 第3試合(クラウン)
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【バッテリー】
[L] |
今井、森脇、平井 - 森 |
[E] |
松井、DJ、青山、津留﨑、森原 - 太田 |
【本塁打】
[L] |
川越(2回2ラン)、メヒア(2回3ラン)、源田(3回ソロ) |
出場プレイヤー
戦評
西武対楽天の開幕カード第3試合。楽天はプロテストを上位で通過した期待のルーキー・荒木にチーム初勝利を託したが、今季から西武の一員となった加藤が得意のバッティングを見せつけ3連勝。開幕カード唯一のスイープを達成した。
1回は両チーム走者を出しながら無得点に終わったが、2回表に西武・加藤が川越で2ランを放ち先制すると、2死から作ったチャンスで森の内野ゴロが相手のタイムリーエラーを誘い追加点。なおも好機で山川がタイムリーで続くと、メヒアが3ランを放ち、この回大量7得点で一気に主導権を握った。
これで勢いに乗った加藤は3回、4回にも隙を逃さず1点ずつを追加。投げては先発の今井を4回途中まで引っ張り、楽天・荒木の打棒を翻弄。最終回に1点を失ったものの、危なげなく勝利を収めた。
勝った加藤は昨年以上の活躍を期待させる充実の内容で、チームもパ・リーグ唯一の開幕3連勝。楽天・荒木もポテンシャルの高さは見せたが相手が一枚上手だった。
「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン