プロ野球が70周年を迎えた2004年は、変革を求める「ウェィクアップ・コール」が球場に響いた年であった。
私たちはファンの声を受けて、2005年を球界の改革元年と位置づけ、構造改革へと踏み出すことを約束した。
再出発にあたり、私たち野球人は、フェアプレーとスポーツマンシップに立ち返ることから始めたい。それがプロ野球に対する国民の信頼を確保し、ユニフォームの栄光を汚さぬ唯一の道であるからだ。
そうした決意のもと、私たちは日本プロフェッショナル野球協約、諸規則とその精神を守ることを改めて誓う。とりわけ、新人選手獲得活動については、二度と国民の不信を招くことのないよう、自らを厳しく律したい。そのために12球団で次のような倫理行動を申し合わせ、これを遵守することを宣言する。
2005年6月20日
株式会社読売巨人軍
株式会社ヤクルト球団
株式会社横浜ベイスターズ
株式会社中日ドラゴンズ
株式会社阪神タイガース
株式会社広島東洋カープ
株式会社北海道日本ハムファイターズ
株式会社楽天野球団
株式会社西武ライオンズ
株式会社千葉ロッテマリーンズ
オリックス野球クラブ株式会社
福岡ソフトバンクホークス株式会社