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日本野球機構オフィシャルサイト

マイナビオールスターゲーム2021

東日本大震災復興支援企画について

 プロ野球12球団および一般社団法人日本野球機構は東日本大震災復興支援の一環といたしまして、マイナビオールスターゲーム2021において下記の通り実施することを決定いたしました。
 なお、新型コロナウイルス感染症等の状況により企画を中止する場合もありますのでご了承ください。

ご招待企画

メットライフドーム【第1戦 7月16日(金)】
対象者 東日本大震災で被災され、被災地より埼玉県に避難されている方
ご招待人数 300名(予定)

※埼玉県の自治体を通じてご案内状を送付。

楽天生命パーク宮城【第2戦 7月17日(土)】
ご招待人数 300名(予定)

※対象者および対象者へのご案内は決定次第お知らせいたします。

その他(第2戦)

1.東北6県向け復興支援先行抽選発売
対象者 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の各県にお住まいの方
対象人数 300名
受付日時 6月27日(日)10:00 ~ 7月1日(木)23:59
受付サイト ローソンチケット
2.東北3県(宮城、岩手、福島)協力による大会応援プロジェクト
  • マイナビオールスターゲーム2021の開催告知展開
    宮城、岩手、福島各県の行政庁舎や、県内スポーツ施設、関連施設等でのポスター掲示・大会チラシの設置により、大会告知へご協力いただきます。
  • 野球教室
    マイナビオールスターゲーム2021第2戦当日に、楽天OBによる野球教室を宮城、岩手、福島各県それぞれ1か所で実施します。
    ※野球教室終了後に同会場にてオールスターゲームを応援
  • 会場内における東北3県の今を紹介
    東日本大震災から現在までの宮城、岩手、福島各県の震災復興のあゆみや取り組みに関する写真パネルの展示やパンフレットを設置し、来場者へ被災地の今を紹介します。

大会応援プロジェクトにご協力いただく東北3県の代表者メッセージ

宮城県 村井 嘉浩 知事

 今年の3月11日で、東日本大震災の発生から10年という大きな節目を迎えました。
 東日本大震災の最大の被災県である本県の責務として、かけがえない命を守り、同じ悲しみを繰り返さないためにも、東日本大震災の記憶と教訓を後世に伝承し、国内外に広く発信していくことが必要です。
 今年度新たに策定した「新・宮城の将来ビジョン」の柱の一つとして「被災地の復興完了に向けたきめ細かなサポート」を掲げ、被災者の心のケアやコミュニティの再生など、残された課題の解決に引き続き最優先で取り組むとともに、「復興・危機管理部」を設置し、震災の経験や復旧・復興の過程、そこからの教訓を現在(いま)、そして未来に伝え続けてまいります。
 また、10年前には当時の日本製紙クリネックススタジアム宮城にて「マツダオールスターゲーム第3戦」が行われ、21,347人のファンが「夢の球宴」を楽しみました。心をひとつに。力をひとつに。選手も、ファンも、全員が一体となった夢の時間が、ここ楽天生命パーク宮城に帰ってきます。
 オールスターゲームも今大会にて70回という節目を迎えます。宮城、岩手、福島の3県が協力しあい、このマイナビオールスターゲームを通じて、これからの未来がより一層明るく、全国の皆様の心が少しでも元気になりますよう応援しております。

岩手県 達増 拓也 知事

 2011年3月11日、あの日から10年余りが経ちました。
 日本だけでなく世界中の皆様からたくさんの応援をいただきながら、復興への歩みを一歩ずつ進めてきました。おかげさまで、まちは整備され、人々に元気が生まれ、将来に向かって歩み続けられる土台ができました。引き続き、残された課題の解決に向け、復興最優先で取り組みますので、応援をお願いいたします。
 2012年に岩手県で初めて開催されたオールスターゲームは、忘れることのできない大切なイベントとなりました。岩手県沿岸部の少年野球の子ども達が招待され、少年達はもちろん、復興に一丸となって取り組む県民に、大きな夢と希望を与えてくれました。
 新型コロナウイルス感染症により、スポーツ界が大きな影響を受ける中、70回の記念大会として、今大会が被災地である楽天生命パーク宮城で開催されることは誠に意義があることと思います。選手の皆様が熱い戦いを繰り広げられることを期待するとともに、復興支援への感謝の気持ちを込めて目一杯応援いたします。

福島県 内堀 雅雄 知事

 東日本大震災と原発事故から10年、福島県は復旧・復興に向け、国内外の多くの方々の御支援を頂きながら、県民一丸となって挑戦を続けてまいりました。
 2013年には、東日本大震災の復興支援事業の一環として、このオールスターゲームが初めて福島で開催され、会場には多くの観客が詰めかけました。
 その試合の中で、福島の子どもたち2,013人の思いを書き込んだ「感謝フラッグ」を掲げ、これまでの御支援に対する感謝の思いをお伝えしました。
 あれから時は流れ、2021年、福島県は、避難指示区域の縮小が進み、県産品が国内外で高い評価を受けるなど、着実に復興の歩みを続けております。一方で、今もなお多くの県民が避難生活を続けておられるほか、風評が根強く残るなど、多くの困難な課題を抱えています。
 しかし、私たちの決意は揺るぎません。これからも、「必ず復興を成し遂げる」との強い思いを胸に、全力で取り組んでまいります。
 楽天生命パーク宮城にて開催される70回記念のオールスターゲームが、明るい未来に向けて、私たちに元気と勇気を与えてくれる希望の光となるよう福島県として応援しています。