2010年3、4月度「日本生命月間ＭＶＰ賞」受賞選手 （セントラル・リーグ）
3、4月度の日本生命・月間最優秀選手（月間ＭＶＰ）が下記のとおり決まりました。
打者賞
- 小笠原 道大 （読売） 【8度目】
- [成績] 29試合 本塁打 9 打点 29 打率 .359
投手賞
- 東野 峻 （読売） 【初受賞】
- [成績] 6試合 5勝1敗0セーブ 防御率 2.04
小笠原選手は3、4月のチーム全試合（29試合）に出場し、リーグ最多タイの9本塁打を記録、打率.359はリーグ4位、打点29はリーグ2位と文字通り、主軸打者の活躍でチームの首位維持に大きく貢献しました。 チーム内には、打率リーグトップ（.423）の松本選手、本塁打（9）、打点（33）の2部門でリーグトップのラミレス選手がおりましたが、小笠原選手はリーグトップの殊勲安打10【注】をはじめとして、バランスの良い数字を記録したことが決め手となりました。 小笠原選手の受賞は昨年5月以来、通算8度目です（パ･リーグ在籍時代の5度受賞を含む）。 【注】殊勲安打＝「先制打・同点打・勝越打」を累計した数字
投手部門は、月間6試合に登板しハーラートップの5勝を上げた巨人・東野投手と、リーグトップの防御率（1.53）を記録し4勝を上げた広島・前田健投手が甲乙付け難い好成績で一騎打ちとなりました。
東野投手は、今季初登板こそ黒星スタートとなりましたが、以後5連勝を記録しハーラートップ、防御率（2.04）もリーグ2位と安定した投球内容を披露したことが高く評価されました。
東野投手は、入団6年目で初の受賞となります。
参考
月間個人打撃成績
| 選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 松 本 | （巨） | 25 | 97 | 41 | 0 | 5 | 12 | .423 |
| 森 野 | （中） | 31 | 120 | 46 | 5 | 17 | 0 | .383 |
| 和 田 | （中） | 31 | 101 | 38 | 6 | 21 | 1 | .376 |
| 小笠原 | （巨） | 29 | 103 | 37 | 9 | 29 | 0 | .359 |
| ラミレス | （巨） | 29 | 118 | 28 | 9 | 33 | 0 | .237 |
月間個人投手成績
| 投手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝 | 敗 | Ｓ | Ｈ | 三振 | 投回 | 自責 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 前田健 | （広） | 6 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 45 | 47 | 8 | 1.53 |
| 東 野 | （巨） | 6 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 0 | 41 | 39.2 | 9 | 2.04 |
| *藤川球 | （神） | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 1 | 18 | 14 | 0 | 0.00 |
| *岩 瀬 | （中） | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | 1 | 7 | 10 | 1 | 0.90 |
| *内 海 | （巨） | 4 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 31 | 28 | 7 | 2.25 |
* 印＝規定投球回未満
小笠原、東野両選手の表彰式は、以下の日程にて行われる予定です。
5月24日（月）巨人－オリックス戦 （東京ドーム） の試合前
各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー が贈られます。