8月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
セ・リーグの8月度は投打両部門とも初受賞選手となり、また、打者賞は阪神球団、投手賞は東京ヤクルト球団から、それぞれ7月に引き続き2カ月連続での選出となりました。
阪神・鳥谷選手は、前半の5試合を1番打者、それ以降は3番打者として出場し、月間チーム打率.320、1試合平均6.32得点と好調な阪神の中にあって一際その活躍が光り、激しいペナント争いを展開するチームを牽引しました。月間43安打は球団新記録となり、1試合4安打2回を含む猛打賞7回を記録しました。左打席からレフト方向にも長打を打てる鳥谷選手の打撃に、ますますファンの期待も高まることでしょう。
東京ヤクルト・館山投手は、同僚・石川投手と並ぶ月間最多勝となる4勝を挙げ、月間首位(18勝8敗)のチームを牽引する一翼を担いました。同投手は、6月23日対巨人戦(神宮)で右足甲を痛め途中降板し(診断結果は「右足第4中足骨の疲労骨折」)、翌24日には出場登録抹消となりましたが、その後8月6日に再登録され、同日、対横浜戦では自らプロ初本塁打を放ち勝利投手となり復帰に華を添えました。その後、阪神球団から2勝、中日球団から1勝を挙げ、特に20日対中日戦、27日対阪神戦と2試合連続完封は圧巻でした。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
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鳥 谷 | (神) | 25 | 102 | 43 | 5 | 25 | 5 | .422 |
青 木 | (ヤ) | 26 | 111 | 42 | 3 | 16 | 4 | .378 |
ラミレス | (巨) | 26 | 97 | 36 | 9 | 24 | 1 | .371 |
ホワイトセル | (ヤ) | 26 | 95 | 35 | 7 | 22 | 0 | .368 |
新 井 | (神) | 25 | 101 | 35 | 6 | 27 | 0 | .347 |
投手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝 | 敗 | S | H | 三振 | 投回 | 自責 | 防御率 |
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中 田 | (中) | 4 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 24 | 31 | 3 | 0.87 |
館 山 | (ヤ) | 4 | 2 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 27 | 31.2 | 6 | 1.71 |
由 規 | (ヤ) | 4 | 1 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 37 | 31.2 | 7 | 1.99 |
石 川 | (ヤ) | 4 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 20 | 29.1 | 14 | 4.30 |
*浅 尾 | (中) | 11 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 10 | 10 | 11.2 | 0 | 0.00 |
* 印=規定投球回未満
鳥谷選手の表彰式は、9月10日(金)阪神-東京ヤクルト(甲子園)の試合前に行われる予定です。
館山投手の表彰式は、9月15日(水)東京ヤクルト-巨人(神宮)の試合前に行われる予定です。
各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィー が贈られます。