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日本野球機構オフィシャルサイト

2011年 表彰選手

2011年10月度「日本生命月間MVP賞」受賞選手 (セントラル・リーグ)

10月度候補選手 パ・リーグ受賞選手

10月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。

打者賞

トニ・ブランコ (中日)  【初受賞】
[成績] 16試合  安打 18  本塁打 6  打点 12  打率 .340

投手賞

能見 篤史 (阪神)  【2度目】
[成績] 5試合  4勝0敗0S  防御率 0.58

 今シーズンを締めくくる10月度の打者部門は、中日・トニ・ブランコ選手が来日3年目での初受賞となりました。ブランコ選手は月間リーグトップの6本塁打を放ち、特に優勝を決めた10月18日(火)対横浜24回戦(横浜)の6回表、3点ビハインドで放った同点3ランは記憶に新しいところです。また優勝の足固めとなった10月10日(祝)から13日(木)の東京ヤクルトとの直接対決では、4試合中3試合で勝利打点を記録し優勝を引き寄せました。シーズン中には、およそ3カ月間(6月4日~8月29日)の出場登録抹消もありましたが、再登録後は本来のパワフルな打撃を取り戻し、それに合わせるようにチームも最大10あったゲーム差をひっくり返し、球団初の連覇を達成しました。中日球団の外国人打者の受賞は、2007年5月度のタイロン・ウッズ選手以来となります。

 投手部門は、阪神の左腕エース・能見篤史投手と中日のセットアッパー・浅尾拓也投手が最後まで争いましたが、月間の投球回数(31回)と防御率(0.58)はともにリーグ第2位で、4勝負けなしの安定した投球内容が評価された能見投手が受賞となりました。今シーズンの阪神投手陣を振り返ると、シーズン中盤まではスタンリッジ、メッセンジャーの2人の外国人投手が牽引しましたが、夏場以降は能見投手が台頭し、メッセンジャー投手とともにチームの勝ち頭となる12勝を挙げました。左腕から繰り出される切れ味の鋭い投球はセ・リーグの打者を手こずらせました。能見投手は2010年9月度以来、2回目の受賞となります。

参考

月間個人打撃成績
選手名 球団 試合 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率
ラミレス (巨) 15 52 22 5 10 0 .423
阿部 慎之助 (巨) 15 56 21 3 13 0 .375
長野 久義 (巨) 15 55 19 3 11 1 .345
ブランコ (中) 16 53 18 6 12 0 .340
月間個人投手成績
選手名 球団 試合 完投 完封 回数 三振 自責 防御率
川井 雄太 (中) 3 0 0 2 0 0 0 19.1 8 0 0.00
能見 篤史 (神) 5 1 0 4 0 0 0 31 19 2 0.58
澤村 拓一 (巨) 4 2 1 2 0 0 0 27.2 26 5 1.63
内海 哲也 (巨) 4 1 0 3 0 0 0 27 17 7 2.33
*浅尾 拓也 (中) 9 0 0 1 0 3 3 11.1 13 0 0.00
*岩瀬 仁紀 (中) 5 0 0 0 0 4 1 4.2 1 0 0.00

* 印=規定投球回未満


◎トニ・ブランコ選手の表彰式は、11月4日(金)CS・ファイナルステージ第3戦(ナゴヤドーム)の試合前に行う予定です。
能見篤史投手の表彰日は、未定です。

◎各選手には、
 ☆セントラル野球連盟より記念楯
 ☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。