5月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
打者部門は、4月度受賞の宮本選手に続いて、東京ヤクルトからウラディミール・バレンティン選手が初受賞となりました。 バレンティン選手は、5月のチーム全試合に出場し4割に迫る高打率をマーク、本塁打は横浜・村田選手と並んでリーグトップの7本を記録しました。また長打率(.767)、出塁率(.450)でもリーグトップの好成績となりました。 5月のチーム成績は9勝9敗2分でしたが、勝ち試合の打率は「.656」、勝利に結び付かなかった試合の打率は「.195」で、まさにバレンティン選手の打撃が勝敗の鍵を握っていると言っても過言ではありません。特に5月13日対横浜4回戦(横浜)の1試合3本塁打は圧巻でした。
投手部門は、1完封を含む4勝負けなしで月間最多勝となった巨人・内海哲也投手が、自身2009年9月の受賞以来、2回目の受賞となりました。 内海投手の5月の投球は、防御率1点台を切る安定した内容で、5月のチーム勝ち越し(12勝11敗)に大きく貢献しました。 6月5日現在、日本生命セ・パ交流戦におけるセ・リーグ唯一の完封勝利となった5月28日対千葉ロッテ戦(QVCマリン)の投球は、それまでの3試合が6回~6回1/3での降板で後続投手に託す格好となっておりましたが、唐川投手との息詰まる投げ合いに一歩も引かず、今シーズン自身初の2ケタ奪三振(10奪三振)と併せて、気迫溢れる投球は見事でした。巨人投手の受賞は、2010年3、4月・東野以来です。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
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バレンティン | (ヤ) | 20 | 73 | 29 | 7 | 14 | 1 | .397 |
荒木 雅博 | (中) | 21 | 86 | 33 | 1 | 10 | 5 | .384 |
平野 恵一 | (神) | 20 | 71 | 24 | 0 | 6 | 0 | .338 |
青木 宣親 | (ヤ) | 20 | 80 | 25 | 0 | 5 | 1 | .313 |
村田 修一 | (横) | 24 | 96 | 28 | 7 | 16 | 0 | .292 |
選手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝 | 敗 | S | H | 回数 | 三振 | 自責 | 防御率 |
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内海 哲也 | (巨) | 4 | 1 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 27.1 | 20 | 3 | 0.99 |
館山 昌平 | (ヤ) | 4 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 27.1 | 22 | 4 | 1.32 |
吉見 一起 | (中) | 4 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 28.1 | 16 | 6 | 1.91 |
川井 雄大 | (中) | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 22.2 | 11 | 5 | 1.99 |
由規 | (ヤ) | 4 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 31 | 33 | 7 | 2.03 |
◎バレンティン選手の表彰式は、6月18日(土)東京ヤクルト-千葉ロッテ戦(神宮)の試合前に行われる予定です。
内海哲也投手の表彰式は、6月14日(火)読売-埼玉西武戦(東京ドーム)の試合前に行われる予定です。
◎各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。