7月度の日本生命・月間最優秀選手(月間MVP)が下記のとおり決まりました。
中日・森野将彦選手のこれまでの活躍を以ってすれば、すでに幾度か受賞している印象を誰もが抱くところですが、15年目での初受賞となりました。 今シーズンの森野選手は、6月までの成績が打率.203と本来の力が発揮出来ず、不振に喘ぎました。しかし、7月に入ると持ち前である勝負強い打撃を取り戻し、出場24試合中19試合で安打を放ち9回のマルチ安打をマーク、そのうち1試合4安打=1回、3安打=3回と猛打賞4回を記録し、阪神・マートン選手と並んで月間最多安打となる33安打を放ちました。 開幕からの不振にも関わらず、クリーンアップを外れたのは僅かに2試合ということからもわかるように、チームからの信頼は厚く、ようやくその期待に応える活躍となりました。6月度平田良介選手の受賞に続き、中日球団から2カ月連続受賞となりました。
投手部門は、阪神・ジェイソン・スタンリッジ投手がセ・リーグ初となる外国人投手による2カ月連続受賞となりました。 投手の2カ月連続受賞は2006年7月、8月度の広島東洋・黒田博樹投手以来となり、外国人投手の1シーズン2回の受賞は、1995年4月、9月度受賞のヤクルト・ブロス投手以来です。 7月度のスタンリッジ投手は好調にますます磨きがかかり、成績は先月と同じく1完封を含む3勝負けなしでしたが、勝利に結び付かなかった5日対中日7回戦(ナゴヤドーム)も7回無失点と好投し、月間4勝にも値する内容でした。 月間3勝が4投手と混戦となりましたが、4投手中、最長の33イニングに登板し、最近2試合(18日対広島9回戦、27日対中日11回戦)に連続完投勝利(1完封含む)、特に防御率0.55は群を抜いて光ります。
選手名 | 球団 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 |
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東出 輝裕 | (広) | 19 | 77 | 27 | 0 | 5 | 0 | .351 |
相川 亮二 | (ヤ) | 18 | 63 | 22 | 0 | 4 | 0 | .349 |
森野 将彦 | (中) | 24 | 96 | 33 | 4 | 10 | 0 | .344 |
マートン | (神) | 22 | 101 | 33 | 2 | 10 | 1 | .327 |
新井 貴浩 | (神) | 22 | 94 | 24 | 4 | 19 | 3 | .282 |
選手名 | 球団 | 試合 | 完投 | 完封 | 勝 | 敗 | S | H | 回数 | 三振 | 自責 | 防御率 |
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スタンリッジ | (神) | 4 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 33 | 26 | 2 | 0.55 |
西村 健太朗 | (巨) | 4 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 27 | 23 | 4 | 1.33 |
メッセンジャー | (神) | 4 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 24 | 17 | 4 | 1.50 |
高崎 健太郎 | (横) | 4 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 26 | 18 | 5 | 1.73 |
吉見 一起 | (中) | 4 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 30 | 15 | 7 | 2.10 |
◎森野将彦選手の表彰式は、8月17日(水)中日-巨人戦(ナゴヤドーム)の試合前に行われる予定です。
スタンリッジ投手の表彰日は、未定です。
◎各選手には、
☆セントラル野球連盟より記念楯
☆日本生命保険相互会社より賞金30万円ならびにトロフィーが贈られます。