投手部門は、リーグで唯一4勝を挙げた中日・大野雄大投手が入団5年目での初受賞となりました。
大野投手は5月16日(土)対阪神第11回戦(ナゴヤドーム)において今季2度目の完封勝利を挙げました。3連敗中のチームを救った133球の熱投は、今シーズンのエースの地位を確立し、チームを3位に引き上げる大きな1勝となりました。
5月度は登板した5試合全てで6回以上を投げ、3完投を記録した阪神・藤浪晋太郎投手の41回に次ぐリーグ2位の37.2回を記録し、毎試合安定した投球を披露しました。
中日の投手部門の受賞は2012年8月度の吉見一起投手以来で、左投手では2009年8月度のチェン投手(現・オリオールズ)以来となります。
大野投手の受賞により、球団別の月間MVP受賞回数で、中日は巨人に並びリーグ最多タイの83回となりました。
打者部門は、横浜DeNA・筒香嘉智選手が入団6年目での初受賞となりました。
5月度は出場した23試合中、9度のマルチ安打を含む19試合で安打を放ち、打率(.383)と本塁打(5)の両部門でリーグ1位(本塁打は東京ヤクルト・山田哲人選手、広島東洋・丸佳浩選手と並びタイ)で、主軸打者としてリーグ首位(5月31日終了時点)のチームを牽引しました。
負傷退場した5月24日(日)まで開幕から全試合に4番として出場し、5月はリーグ2位タイとなる6本の殊勲安打を記録し、4月29日(水)から5月13日(水)まで12試合連続安打を記録するなど、勝負強さと確実性を兼ね備えた打撃は相手チームにとって脅威となっています。
5月20日(水)対東京ヤクルト第11回戦(神宮球場)では、自身2014年7月16日(水)対広島東洋第15回戦以来となる2打席連続本塁打を放ち、チームは2-0で勝利。今シーズンの筒香選手の活躍を象徴する試合となりました。
横浜DeNAは3、4月度の梶谷選手に続き2カ月連続の受賞となります。
■表彰式日時
大野投手 … 6月24日(水) D-S (ナゴヤドーム・6:00)の試合開始前
筒香選手 … 6月19日(金) DB-C (横浜スタジアム・6:00)の試合開始前
■賞品
・セントラル野球連盟より記念盾
・日本生命保険相互会社より賞金30万円とトロフィー