投手部門は、広島東洋カープ・森下暢仁投手が初受賞。
森下投手は、先発として4勝をマーク。37回を投げて防御率が0.24、自責点1と文句無しの成績を収め、3勝を挙げた九里投手と共にルーキーながらもチームを牽引した。11月1日対中日23回戦(ナゴヤドーム)では、二桁勝利がかかった場面で8回無失点と見事な投球を披露。球団では2014年の大瀬良投手以来となるルーキーイヤーの二桁勝利を達成した。
ルーキーの受賞は、2015年3、4月度受賞の高木勇人氏(読売)以来5年振りで、先発投手における防御率0.24は、1992年7月受賞の野田浩司氏(阪神)の0.22に次ぐ快挙。広島東洋からの投手部門の受賞は、2018年8月度受賞のG.フランスア選手以来。
打者部門は、横浜DeNAベイスターズ・T.オースティン選手が初受賞。
オースティン選手は、リーグトップとなる打率.346、11本塁打を記録し、圧倒的な存在感を見せつけた。脳振とうによる長期離脱を経て9月12日に1軍復帰を果たしたオースティン選手は、10月4日対中日18回戦(横浜)で1試合3本塁打を放つなど、10月は二桁本塁打を記録。チームは残念ながらAクラスには届かなかったが最後までAクラス入りを目指して戦うチームに貢献し、特に長打率.692は、来季の活躍に大きな期待を持たせる結果となった。打者部門での横浜DeNAからの受賞は、8月度の佐野恵太選手、9月度の梶谷隆幸選手に続いて3カ月連続。加えて、打者部門の同一球団3カ月連続受賞は、東京ヤクルトの2015年6月度=畠山和洋氏、7月度~9月度=山田哲人選手の4カ月連続以来。
森下投手 … 未定
オースティン選手 … 未定
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー