投手部門は、読売ジャイアンツ・菅野智之投手が2018年9、10月度以来7度目の受賞。
菅野投手は、6、7月は先発として6試合に登板し、リーグトップの5勝(0敗)を記録。6月19日の開幕戦では3年連続6度目の開幕投手を務め、7回2失点の投球でプロ野球史上初の球団通算6000勝に華を添えた。7月3日対中日1回戦(東京ドーム)では、わずか1安打に抑える圧巻の投球で2勝目を挙げると、7月21日同じく対中日4回戦(ナゴヤドーム)でも、3安打に抑え込み今季2度目の完封勝利。エースの名に相当しい堂々たる投球内容で、首位を走るチームをけん引する活躍を見せた。
投手部門での読売からの受賞は、昨年6月度受賞の山口俊投手以来。
打者部門は、東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手が入団3年目で初受賞。
村上選手は、リーグトップの37打点に加え、出塁率.441(リーグ2位)、43安打(リーグ5位タイ)、打率.339(リーグ4位)を記録。押しも押されもせぬ四番打者に定着した若き大砲は、7月2日対広島2回戦(神宮)において、9回裏、5-5同点の場面でサヨナラ満塁ホームランを放つなど勝負強さを十分に発揮し、チームを2位(7月終了時点)に導く活躍を見せた。
7月に記録した月間31打点は、1991年6月に広沢克己氏が記録した29打点を上回り、球団の日本人選手新記録。
打者部門での東京ヤクルトからの受賞は、2018年7月度受賞の山田哲人選手以来。
菅野投手 … 8月15日(土)読売対中日(東京ドーム 14:00)の試合開始前
村上選手 … 8月19日(水)東京ヤクルト対中日(神宮 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー