投手部門は、読売ジャイアンツ・菅野智之投手が2カ月連続となる8度目の受賞。
菅野投手は、先発として4試合に登板しリーグトップタイの4勝(0敗)、防御率はリーグ2位の1.50を記録。特に、8月18日対阪神8回戦(東京ドーム)では、阪神打線を3安打に抑え完封勝利を挙げるなど圧巻の投球を見せつけた。8月末時点で、菅野投手は6月19日開幕戦から無傷の9連勝。球団内での開幕9連勝は、1938年春季シーズンのスタルヒン氏(11連勝)以来82年ぶりの快挙。
セ・リーグ投手での2カ月連続受賞は2013年5、6月の阪神・能見篤史投手以来8人目。
打者部門は、横浜DeNAベイスターズ・佐野恵太選手が入団4年目で初受賞。
佐野選手は、26試合に出場しリーグトップとなる6本塁打(トップタイ)・22打点を記録。その他、34安打(リーグ2位)、打率.343(リーグ3位)となる好成績で全試合4番にラインアップした。昨年までチームの主砲であった筒香嘉智選手(現レイズ)から4番を引き継ぎ、シュアな打撃で一時、首位打者に躍り出るなど、26試合中18試合で安打を記録し(マルチ安打は10試合)好調をキープ。一方、8月28日対東京ヤクルト13回戦(横浜)では自身初となる2ケタ本塁打を達成し、長打力も見せつけ、新たな4番打者のスタイルでチームを牽引した。
打者部門での横浜DeNAからの受賞は、2019年7月度受賞のJ.ロペス選手以来。
菅野投手 … 9月12日(土)読売対東京ヤクルト(東京ドーム 18:00)の試合開始前
佐野選手 … 9月18日(金)横浜DeNA対読売(横浜 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー